2020年4月に誕生した立川ステージガーデン。
コンテンツを発信していく次世代型のエンタテイメント施設として、東京多摩地区最大級規模の約2500席を有するホールです。
若干名前が紛らわしいようで、ガーデンステージとSNSでは使う人もおり、リアルに道を尋ねるときも、ガーデンステージと言ってしまう人もいるようですが、正しくは「ステージガーデン」です。
立川近辺で大きなホールはステージガーデンしかないので、ちょっと間違えても通じるみたいです。
ホール、劇場、シアター、野外劇場、ライブハウス、イベントスペースと多目的に利用できる立川ステージガーデンの座席の見え方について、解説します。
立川ステージガーデン 座席表
出典:https://www.t-sg.jp/
立川ステージガーデンの座席は1階のセンターブロックが1008席、2階席から上はCブロックとL、Rのサイドブロックがあります。
2階席は754席、3階席が686席でキャパは2448席になります。
1階席は1列~28列あり、座席数は38です。16列目以降の座席に段差がつきます。
16列目以降の段差ですが、16~18列までがセットになり、以降2列ごとに段差がつきます。
そのため、19列以降は奇数列が段差前、偶数列が段差後ろになりますので、偶数列は奇数列と同じ高さになります。
2階席のCブロックは舞台正面になり、1~9列目で座席数が最大で48席です。
2階席のL、Rブロックはそれぞれ5列までで最大で47席です。
3階席も似たような配置になり4列ありますが、最大で44席です。
チケットを取った時に気をつけたいのが、座席番号。
L、Rブロックで、舞台に近い番号が異なっていて、Lは手前から小さい番号で始まり、Rは手前が大きい番号で始まるので、発券したら要チェックです。
2階席、3階席は各列ともに段差がありますが、サイドのL、Rブロックは座席が舞台方向を向いているのではなく真横に配置されているという、比較的珍しい配置です。
1階席から3階席まで、どのブロックもすべての座席配置が並列になっています。
舞台から客席を見た画像です。(画像2枚目)
15列目まではフラット。16列目以降に段差がつき、2階席センターとサイトブロック、2階席も同様に段差がつきます。
立川ステージガーデン 座席 1階 見え方
前方ブロックは段差がないのと、千鳥格子配置ではないので想定以上に、座席ガチャになるようです。
そのため、
最前列以外は前に人がいれば見えない場所ができる。
足元や床に座ると見えなくなる。
2列前の人の頭もしっかり重なってくる。
と、前方の15列目までの場合、とにかく前の人との被りが気になります。
逆に16列以降の段差がある座席は、後ろのブロックでありながら
遮るものがなくて快適!(16列目)
と、特に16列目は好評です。
ただし、後方席の段差も、1列単位での段差ではなく2列まとめてになるために、後方ブロックでも段差列の後ろの席については、前方ブロックと同じく
「前の人の身長によって頭が被る」ということになります。
そのため、1階の後方ブロックの場合は、段差列の前の列ではよく見えるのですが、後ろの列の場合には後方ブロックよりも2階Cブロックのほうがいいという意見もたくさんありました。
1階の場合は、最前列か16列目、もしくは段差列の奇数列が座席では当たりの扱いになっています。
もちろん、身長に関して不安がない場合には、特に気にすることはないかもしれませんが、基本的に座席によって見える見えないが決まってしまうというのが、このホールの特徴のようです。
なので、きちんと見える人にとっては、
4列目
肉眼でしっかり見える!!
というように、見え方について満足している人もいました。
なお、1階席は連結型の座席になっているので、横並びにいる人が揺れると座席全部が揺れますので気を付けてください。
拍手や手振りの振動がすごい
誰かが笑った振動で自分も揺れる
など、ほんの少しの動きでも全部伝わるようです。
画像は1階前方ブロックの見え方です。
かなり見上げるような感じになっているのがわかりますね。
立川ステージガーデン 座席 2階 見え方
1階席は見上げるような位置の座席でしたが、2階席はステージより上になりますので、概ね見やすいようです。
C4列目に座った人の感想は、「高さはちょうどいいけど、舞台までは遠かった」
と高さの分だけ少し距離が出るようですが、Cはセンターブロックになりますので、1階後方ブロックとほぼ同じ位置になります。
2階Cブロックは遠いけど見晴らしはすごく良いい。
前の人の頭が気にならない。
と、見やすさは1階よりもいいようです。
2階席はCブロックだけでなくサイドのLR席がありますので、
「1階の段差席最前もしくは2階サイドのL、Rブロック20~40くらいが見やすそう」
というように、1階前方ブロックと同列くらいの位置の座席のほうが断然見やすくなります。
また、2階席はどの座席にも段差が付いていますので、前の人と頭が被るという可能性も減らせます。
そして、2階席といっても高さがあまりないために、
1階の下手な席よりLかRの最前ステージ近い席が見やすい!
2階のサイド席、1番後ろの列なでも思ってたより見える
舞台寄りの席は普通に近いので表情までちゃんと見える
2階席Rブロック見切れしない!
2階のサイドのL、Rブロックは1階席の段差がない前方ブロックよりも人気ですが、問題もあります。
それが、
「舞台に向かって座席が垂直に配置されていること」
座席の真正面が1階席を見渡すような配置なので、舞台を見るには「首を曲げないといけない」んですね。
多分、首だけではつらくなりますので、腰もひねる状態になります。
というわけで、
変に首や体をステージに向けなきゃいけなくて首から腰まで全部痛い
真横から首だけ正面見るから筋の調子がおかしくなる
席の背もたれが直角なので腰が死ぬ
腰とお尻が痛くなった
もう二度と座りたくない
身体ごと舞台を向けず首と腰が痛い
など。
舞台であれば休憩を挟んだりもしますが、それでも同じ姿勢を長時間保ったまま観劇するのは大変です。
2階席はCブロックのほうが低い配置となり、その分段差も低く作られているため、ステージが目線から下のため他の人の頭が邪魔になることもありますので、要注意です。
2階席Lブロックからの見え方です。
思った以上に低いので、1階席後方よりも近いうえに、1階席前方よりもよく見えるという感じですね。
2階席Cブロックからの見え方です。
これくらいになると双眼鏡も必要になってきます。
立川ステージガーデン 座席 3階 見え方
3階席は2階席同様の作りになっています。
3階は、2階から2階分階段るので高さとしては4階くらいになります。
2階と3階の差がすごい!
3階席高すぎて怖い
3階席なので遠かったけど見切れ席が出にくいように作ってあって
3階席めちゃくちゃ見やすかった
前の人の頭は気にならなかった
3階最後列でも見やすかった
段差と高さのおかげで見えるという口コミが多いですが、
スクリーンの上3分の1が見えなかった
というように、高さが出た分だけ映像表現などが見切れてしまうときもあるようです。
3階になると距離も高さも出てきますので、細かい表情などを見る場合には、双眼鏡やオペラグラスがあるほうがいいです。
3階席からの見え方です。
高さが相当出ています。
それと空間上の問題なのか、3階席については、
「寒い」
「寒かった」
「羽織るものがあったほうがいい」
という人が多いです。3階席ほどではありませんが、2階席でも「寒い」と感じる人がいましたので、2階3階席の場合には、軽い羽織物などもあったほうがいいかもしれません。
また音響についても気になる口コミがありました。
音が響きまくるときがある
3階席の音響最悪すぎる
反響音がすごくて普通のセリフも聞こえにくい上に歌は音割れする
など。
座席については1階、2階、3階席で1階席は連結型なので誰かの振動が全員に伝わるという状況ですが、肘掛についてもブロックごとに違っていて、LRブロックは肘置きがなく、1階とCブロックには肘置きが付いているという不思議な配置になっています。
休憩時間のトイレについても気になるところですが収容人数の割に数が少ないということで、こちらもかなり厳しいようでした。
なお、トイレの設備として手洗いの石鹸がついていますが、これが自動やプッシュではなく、
「レバーを引くタイプ」なので、使い方に戸惑う人もいるようです。
なお、トイレのマークはこういう不思議な形です。
トイレのマークがオッパッピーですき。#グリーンスプリングス#立川ステージガーデン pic.twitter.com/0g74o89z1o
— etsuriron (@etsuriron) March 14, 2021
立川ガーデンステージに関しては、
「観劇には向かない」
「演劇鑑賞の施設ではない」
と、どちらかというと舞台よりもライブのほうに向いているようです。
ですが、これから2.5次元ミュージカルなどで多用される感じもありますので、観劇前には座席のイメージなどしておくと、行ったときに「見えない」「見切れる」といったところでがっかり度も減らせるかもしれません。
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