焼団子はみたらし団子と違って、香ばしい香りがおいしさを引きたててくれます。たまに食べたいなと思っても、スーパーなどではなかなか見かけないので、作ろうと思い立ちました。
ですが、お団子のレシピを見ると、丸めた団子を「蒸す」方法ばかり。さすがに蒸すのは大変なので、もう少し簡単にできないか調べてみました。
実際にお団子を作るときに蒸さずに作ることができたので、紹介します。
団子用の粉は団子粉を使う
スーパーなどで売られているもので、団子を作る粉としては以下のものがあります。
- 白玉粉
- 団子粉
- 上新粉
白玉粉
白玉粉はぜんざいやあんみつなどにも使われている白玉団子を作るための粉です。
白玉粉の原料は「もち米」です。
もち米でできているため、団子にするとまるで餅のような食感と噛み応え、弾力があります。
白玉団子の作り方は簡単で、白玉粉に水を入れて捏ね、お湯でゆでて完成させます。
上新粉
上新粉はお月見団子を作るときに、よく用いられている粉です。
原料はうるち米です。(食用のお米ですね)
お団子にすると表面はなめらかですが、歯ごたえのある食感です。
団子として作る場合には、上新粉に水を入れて捏ね、蒸します。
団子粉
団子粉もみたらし団子などにもよく使われている材料です。原料はもち米とうるち米です。上新粉と同様に歯ごたえのある食感です。
団子粉も水を入れて捏ねて作りますが、白玉粉と同様にお湯でゆでて完成さませす。
3つの粉のうち団子粉が作りやすかった
焼団子にした場合、白玉粉では食感が柔らかすぎるため、上新粉か団子粉かになりますが、作りやすさから言うと「団子粉」のほうが断然楽です。
上新粉は蒸した後で捏ねて、さらに蒸してまとめていく作り方のため、「どうがんばっても家庭の主婦には無理」と思いました。
上新粉でお団子を作る方法が和菓子屋さんのサイトで紹介されていたので読みましたが、ここまでしないと団子にならないと知って気絶しそうです。
参考サイト>>>お手軽簡単・和菓子レシピ 団子の作り方
団子粉の場合、もち米とうるち米の両方が入っているため、白玉粉の作り方で上新粉の食感が得られるというハイブリッドなところがいいですね。
団子粉で作る焼き団子の作り方
団子粉は市販のものを用意します。特にどの粉がおススメというのはありません。スーパーで売られているもので十分です。
買ってきた団子粉です。
以下、作り方を写真を含めて紹介します。
団子粉は分量通りの水を入れて混ぜていきます。
粉がきちんと混ざったら、捏ねて丸めます。
沸騰したお湯に入れて茹でます。団子が浮いてきたらお湯から上げます。
焼団子の仕上げはフライパン
焼団子のイメージは、炭火で団子を焼いて醤油を絡めてまた焼く、そんなイメージがありますよね。
家庭で焼団子を作るのに、同じことをしようとすると、焼き網の上で醤油をからめた団子を焼いていくことになりますが、こちらも手間なので、フライパンで焼いてきます。
フライパンは弱火で。
団子に軽く焼き目を付けたら、醤油を適量回しいれて、団子全体にしょう油がかかるようにします。
焼団子の仕上げは雰囲気で串に刺してもOK
団子に醤油がからまって、焼き団子風になったら出来上がりです。
フライパンでゆっくり焼いているので、後から串を刺して完成です。
まとめ
手軽に簡単においしい焼団子を作りたいと思ったのがきっかけですが、子供たちも喜んで食べてくれました。
醤油の香ばしさがたまらない焼団子。作る時間もあまりかからないので、おやつにも最適です。
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