親戚から毎年りんごを送っていただいているので、なんとかうまく消費できないかと悩んだ結果思いついたのが、りんご酒。
農家から直送のためか、蜜がたっぷり入っていて生食には最高です。ですが、生食だけだとどうしても食べ飽きてしまうことも。
また、私が「皮むき」が苦手。ただでさえご飯を作るのにも時間に余裕がないので、皮をむく果物はほぼ食べません。
りんご酒に使ってみたらと思いついてやってみましたが、りんごを一度に3個消費することができました。
送られたりんごの種類は、「サンふじ」です。
半年以上経過したので、ようやくビンを開けていざ試飲。
ところが、思ったような味ではなく甘いだけのお酒になっていました。
りんご酒のレシピは何を選んだか
数あるレシピの中で選んだのは、こちらのパターンです。
他にも似たようなレシピはたくさんありますよね。
なぜこのレシピにしたかというと、簡単そうだったから。
りんご、ホワイトリカー、氷砂糖という3つだけでシンプルです。
この3つだけで作るパターンで紹介しているページも複数あったので採用しました。
失敗したりんご酒の味は
半年以上経過したところで、ようやく開封しました。
梅酒もそうですが、半年以上つけたほうが味が落ち着くと思ったので。
わくわくしながらグラスに注いでみました。
いそいそとグラスに鼻を近づけてみると、強いお酒の香りとなんとなく甘いような香りが。
りんごの香りはほぼしません。あまり感じませんでした。
試しに飲んでみたのですが、口にぶわっと広がるお酒のにおいと、砂糖の甘さだけしか感じられませんでした。
梅酒のようなさわやかな風味を期待していたのですが。
それでもまだ助けられたのが、お酒にえぐみがなかったこと。以前梅酒を漬けるのに失敗したときは、お酒そのものが辛くなっていてとげとげしかったので、甘いだけのお酒ならまだマシなほうでした。
りんご酒失敗の要因は
初めてりんご酒を作ったこともあるため、原因が確実ではないのですが、まずは砂糖の量が多かったかもしれません。
実は梅酒と同じくらいの量で使う氷砂糖を入れていました。果実からのうまみを出すためには浸透圧が必要なため、それを引き出すのが氷砂糖。
入れる量が少ないと甘みにも関わるのですが、果実から成分が出ないというので、梅酒を作るときと同じくらい氷砂糖を入れてしまいました。
それからもう一つりんご酒で失敗した理由で考えられるのが、レモンです。
選んだレシピはりんご、ホワイトリカー、氷砂糖のみのもの。ただし、他のりんご酒のレシピはだいたいレモンも追加されていました。
りんごのみで作ると、香りもはっきりせず、ただ甘いだけ。
また、りんごの種類も左右しているようで、さわやかな風味が出るとして紹介されているレシピに多かったのは「紅玉」を使ったものでした。
失敗したりんご酒をおいしく飲むにはレモンを追加する
せっかく作ったりんご酒。あまりにもお酒のにおいがきつく、飲んでみてもただただ甘いだけ。
ロックで飲んでも結果は同じです。
恐らく水割りにしても、さらに味が薄まるだけで甘いだけのお酒にしかなりません。
4リットル瓶に漬けたので、量はそれなりにあります。
飲めないお酒を保管していても場所を取るだけだと思ったので、最初は中身を全部捨ててしまおうか悩みました。
ですが、そこはやはり送られてきたりんごを活用しようとして考えた結果の利用方法です。
そのまま捨ててしまうのはもったいないし、なんとかできないかと考えた結果思いついたのが、りんご酒に使用されてたレモンのこと。
最初にレモンと一緒に漬けなかっただけで、後からレモンを足せばいいのだと。
ですが、すでに漬けているりんごもあり、ここから一緒にレモンを入れるのには抵抗がありました。
そこで目を付けたのが、冷蔵庫に入れてあった「ポッカレモン」です。
実は、このポッカレモン、毎年夏の時期に子供が飲みたがるしそジュースを作るときに利用していたもの。
料理のちょっとしたアクセントに使うなら小さいタイプで十分ですが、ジュース作りにはある程度の量が必要なので、我が家は大きめのものを常備しています。
レモンがあれば多少は風味も変わってすっきりするのではというので、試しに入れてみたところ激変しました!
りんごの香りは多少しますが、飲み口があっさり。飲むのに甘ったるいな~と思っていたものが、普通に飲めるようになりました。
まとめ
初めてのりんご酒作りは失敗でした。
多数あるレシピでレモンを採用していた理由がよくわかりました。
また、砂糖の量も影響していた可能性があるので、何度か試行錯誤しないと望んだ味にたどり着けないかもしれません。
すぐに結果の出るものではないので、答え合わせしづらいところですが、次に作るときには砂糖の量を減らすことと、レモンは事前に用意しておくのがポイントになります。
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