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子どもの食と栄養:欠食の定義を覚える

保育士試験

保育士試験の子どもの食と栄養で、ふと引っかかったのが欠食の話です。

過去問を解いていて、欠食の定義が覚えにくかったので、自分なりに解釈した方法をまとめました。

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欠食に関する問題

平成29年後期試験に出題されました。

次の文は、「平成27年国民健康・栄養調査報告」(厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • A 20歳代は、外食を利用している頻度が他の世代に比べて男女ともに最も高かった。
  • B 20~30歳代の女性では、たんぱく質、カルシウム、食物繊維及びカリウムの摂取量が、60歳以上の女性に比べて少ない傾向にあった。
  • C 朝食の欠食率は、年齢階級別にみると、男女ともに20歳代で最も高かった。
  • D 野菜の摂取量は、男女ともに20歳代で最も少なく、60歳代で最も多かった。
  • E 食塩摂取量の平均値は、男女ともに10年前と比べて増加している。

ABCDE
1 〇〇〇〇×
2 〇〇×〇〇
3 〇〇×〇×
4 ××〇××
5 ××××〇

 

正解は3です。

以下PDFを参考にしてください。

欠食に関する問題としては、年代別にどこの層が欠食率が高いかという問題ででしか問われないことが多いです。

平成25年にも欠食に関して問題が出題されています。

次の文は、子どもの朝食に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • A 「平成21年国民健康・栄養調査報告」によると、「1-6歳」の朝食の欠食率は、男性女性ともに、3%を下回っている。
  • B 「平成21年国民健康・栄養調査報告」によると、朝食の欠食率が最も高いのは、男性女性ともに、「30-39歳」である。
  • C 脳は、通常はたんぱく質だけをエネルギー源として利用する組織なので、朝食欠食によるたんぱく質不足は、集中力の低下を招く。
  • D 子どもの基本的生活習慣の確立や生活リズムの向上につながる運動として、「『早寝早起き朝ごはん』国民運動」(平成18年)が、官民連携により展開されている。

ABCD
1○○○×
2○○×○
3○××○
4×○○○
5×××○

正解は5です。

 

この時も同様に欠食率や年代での設問になっています。

 

欠食率の前に欠食ってなんだろう?

過去の問題でも欠食率が問われることが多かったので、試験対策をするには、厚生労働省の資料を読んで年代別の違いや数値、時代の推移などについて理解をしている人も多いと思います。

 

ですが、この統計の前にある欠食の定義というのが、私は気になりました。

というのも、これも実際には保育士として理解しておくべきことなのではないのかと。

 

平成25年の設問では、「平成21年国民健康・栄養調査報告」によると、「1-6歳」の朝食の欠食率は、男性女性ともに、3%を下回っている。とあり、これは解答としては×です。

 

統計を見ると、1歳~6歳までの欠食率は7パーセントもあります。

 

これが、保育園に通っている子のうち、どの程度の子が欠食しているんだろうかと気になりました。

預かるときに今日はご飯を食べたのかそうでないのか。

 

そこで厚生労働省が定義している欠食について理解しようと思いました。

 

欠食の定義

資料にもありますが、欠食の定義は以下の3つです。

  1. 何も食べない(食事をしなかった場合)
  2. 菓子,果物,乳製品,し好飲料などの食品のみ食べた場合
  3. 錠剤・カプセル・顆粒状のビタミン・ミネラル,栄養ドリンク剤のみの場合

この3つをきちんと覚えようとするとどうでしょうか。

ちょっと難しく感じないでしょうか。

 

食事を全くしなかった場合以外の、細かい条件がわかりにくいですよね。

 

そこで私は以下のように解釈しました。

「錠剤・カプセル・顆粒状のビタミン・ミネラル,栄養ドリンク剤のみの場合」は栄養補助食品のサプリなどが該当します。

子供がサプリ?と思ったのですが、実際に子供用のサプリもあるんですね。
こちらのサプリは野菜嫌い、乳製品嫌いの子供にも人気だそうです。味もヨーグルト風のパイン味ということで食べやすいみたいですね。

乳酸菌、DHA、鉄、カルシウムも含まれているので、お魚を食べてくれない子供には便利なのではないでしょうか。(うちも魚はなかなか食べないので、こういう部分は便利そうです)

 

もちろん、いろんな面で栄養補強してくれるので、食事だけで足りないなとか、好き嫌いがあるからというので利用することもあるかと思います。

ただし、このサプリだけだと定義上は欠食扱いになるんですね。だから、「今日は何も食べてくれないから、ちょっとカミカミしようか~」という感覚で栄養補助サプリを食べてもらっただけであれば、「欠食」扱いになります。

 

もう一つの「菓子,果物,乳製品,し好飲料などの食品のみ食べた場合」ですが、これって難しいですよね。

菓子、し好飲料はなんとなくただのおやつという感じなので、それだけで「欠食」と見ることができますが、難しいのが「果物、乳製品」です。

 

よくやってしまいませんか?大人にも経験があるのではないでしょうか。

 

「ダイエットしてるけど、効率よく食事したいから今日はバナナだけ」とか「朝は眠くて食欲がないから、ヨーグルトドリンクのみ」とか。

 

バナナは果物ですので、バナナだけは欠食。

ヨーグルトドリンクは乳製品なので、ヨーグルトドリンクだけも欠食になります。

 

もうそろそろ理解していただけるのではないでしょうか。

子供が食べてくれないから、「バナナのヨーグルトがけ」を出した場合、どっちになるのでしょうか。

 

実際に試験問題には出ていませんし、組み合わせによる食事の定義が明確ではないので、ここでは答えが出ません。

また以下のような議論もされています。

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具体的に何が欠食になるのかというのは、3つの定義だけでははっきりとしたことが言い切れないというのが結論です。

 

ただし、欠食の定義の2番目に書いてある、「菓子,果物,乳製品,し好飲料などの食品のみ食べた場合」を覚えるのに、バナナのヨーグルトがけは欠食かどうかと考えるだけでも、定義内容を覚えられるのではないでしょうか。

 

実際に私はこれでものすごく悩みましたが、自分の中で組み合わせを考えることで、欠食の定義文を覚えることができました。

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