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越後湯沢 奧清津発電所 夏休みの自由研究にも使える子供が楽しめる見学スポット

暮らし
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我が家は事前に旅行計画をあまり立てません。

もやもやさまーず並みの適当旅行です。

今回は越後湯沢方面へお出かけしたのですが、子供たちが楽しめるスポットが見つからず。

事前に調べていても、なかなかいい情報に当たらないので、自宅を出てからホテルまでほぼ何もなく道の駅みつまたに寄ったりもしたのですが、面白いスポットをたまたま見つけたので、紹介します。

それが奥清津発電所にある、Okkyミュージアムです。

奥清津発電所はただの発電所ではなかった

山が近いと、見学スポットとしてつい見て見たくなるのがダムです。

たまたま湯沢町近くでダムがないか探していたところ、車で乗り付けられるところとして見つけたのが奥清津ダムでした。

ただのダムかと思いながら山道を上がっていくと、なんと大きな建物が目の前に。

ダムだけですと、川と放流場所があるだけみたいな感じなのですが、立派な建物を見たときに発電所があるとわかりました。

しかも、警備員さんが外にいて道路整理まで。発電所ですから年中無休ですよね。そんなことを思いながらも本格的な場所に来たんだなというのを入り口だけで感じました。

行ったときは止めている車もほぼなし。

こんなところに人が来るのかな?というくらいの山の上です。

目的はダムだったので、車から降りてすぐに目についたダムのほうへ行ってみました。

ダム脇にある階段を下りたところから見たダムの風景です。
ダムの下を流れる水の色って、なぜかだいたいこういう水色なんですよね。

この川の脇にある道が発電所の中の遊歩道のようになっていたので、どんどん奥へ進んでみました。

途中、テーブルとベンチが置いてある広場のようなところがあるので、ここでお弁当を広げてもよさそうです。

事前に知っていたら、最初からここをお弁当ポイントにしたかったかも。

ただし、ごみ箱がないのでごみは持ち帰りが前提です。
売店もないので、ここでお弁当にするなら事前に用意しておいてください。
自動販売機はミュージアム入り口にありますので、そこで購入することも可能です。

 

奥清津発電所の外の見学通路にあるのが水の路

遊歩道を進んでいくと奥に大きな水車のオブジェがありました。
水力発電で利用していたものをそのまま置いているようです。

そのオブジェのさらに奥にあったのが、このトンネル。

水の路という名前で、発電所を建設するときに使われていたトンネルがそのまま残っています。掘削機械や掘削した岩石、設置する鉄管等の運搬のために実際に使われていたものです。

入ろうとして正面まで進むと、トンネル内にレールの後が残っています。
恐らくトロッコとかそういうものを使っていたのかもしれません。

さっそく中に入って見ると、外の気温とは全然違ってまるで冷蔵庫!
いきなりひんやり来ました。

行ったときはゴールデンウィークで気温もそれほど寒くない時期です。
にもかかわらず、このトンネルの中はものすごく寒いです。

ちょうどこの時日差しはあるのに、風が冷たいので外の散策には上着を持っていたのですが、車に置いて行かなくて正解でした。

特に小さいお子さんがいる場合には、気を付けてください。
上着なしで行くと、トンネル内の気温に耐えられなくて途中で戻ることになるかもしれません。

 

トンネル内はなんとなく薄暗くて、奥に行くと水が染み出ているところも。

滑りやすいので気を付けて歩きます。

それからトンネルの中に入ると、なんとなく音楽がどこからともなく聞こえていました。

スピーカーがあるのかわかりませんが、なんとなく音楽が聞こえるんです!

だからといって音がはっきりするわけではないので、本当に音楽が流れているのかはわかりませんでした。

ただ、トンネルに入ると音が聞こえてきますので、びっくりしないようにしてください。

 

一番奥ではありませんが、かなり奥のほうには温度計が。

だいたい10度くらいです。

 

こちらは、発電所のプレート。

この横に大きな水道管が通っています。

プレート横、水の路の一番奥にある水道管です。

直接ここに耳をつけることができ、実際に水が流れている音が聞こえます。

そしてものすごくひんやりしていました。

 

奥清津発電所ミュージアム Okkyは迫力満点

水の路を出て、建物まで戻って今度は建物の中の見学です。

 

本来、正面入り口から入って中を見学するのかもしれませんが、水の路から戻ると、建物の最下層の入り口からもミュージアムに入ることができます。

1階部分は、ちょうど作業中で見ることができませんでした。

写真はさらにその下の階にある発電機室です。
この写真は発電用の水車が回っているところ。

フロアに入るとすごい音が聞こえてくるので、これだけでちょっと怖い感じです。
写真だとわかりにくていですが、中の軸が高速で回転しています。
回転中なので電力を発電している最中です。

音と回転だけでもすごい迫力でした。

ただでさえ高速回転する水車に驚くばかりですが、それだけではありません。

この注意書き。

「安全確認」とか「頭上注意」とあるように、発電所そのものが危険な作業を伴う場所であることをわからせてくれます。

発電室の中は移動は階段のみで、上のフロアに上がることができます。
上のフロアは主に発電に関する制御盤などが置かれていていました。

人はいなかったのですが、必要に応じてこの中に入って電力の制御をすると思われます。

発電室を見学した後は、さらに上の階へ。
エレベーターで2階へ上がると、展示室があります。

写真は、奥清津発電所周辺の地形の模型です。

奥清津発電所の説明が模型とともに連動して流されるようになっています。

よくある、ボタンを押したら説明が画像とともに始まるやつです。

 

最近ではパソコンでゲーム的な遊びができたりするものも増えてきましたよね。

こちらは、クイズもできますが、なぜかプリクラまで取れる機械。

ちなみに、この中にジグソーパズルがあるのですが、発電所の画像を選ぶと色味が似たり寄ったりで地味にわかりづらいジグソーパズルもありました。

なお、ジグソーパズルは制限時間があるので、絵柄がわかりにくいとタイプアップしてしまう可能性があります。

 

2階の展示室から見えるお部屋。

組み立て室という名前のようで、ここがミュージアムの1階部分のようでした。

今回は、作業中ということで中に入ることができなかったのですが、上から見るとものすごく広い空間が広がっているのがわかりました。

1階の脇には監視室もあって、中には人がいました。
モニターを見ながら何やら作業している様子もうかがえました。

 

奥清津発電所ではダムカードももらえる

2階の展示室には受付があり、ミュージアムに入ったときには来館者として名前を書くようになっています。
恐らく、その日に何人来たかなどを見ているのかもしれませんね。

そして、なんとここでは「ダムカード」というものがもらえます。

奥清津発電所の運営会社はJ-POWERというところですが、このJ-POWERが保有している発電所がカードになっているんですね。

その数なんと18種類。

場所は北海道から四国まで。

もらえる場所は公式サイトで見ることができます。

 

ダムや発電所を気軽に見学できるうえに、レア感満載のカードまでもらえるので、子供のテンションも上がっていました。

さすがに全部もらうには、相当なことだと思いますが、立ち寄った際に記念としてもらえるのはうれしいです。

 

奥清津発電所では夏休みの宿題にも利用できる資料がもらえる

発電所の見学をしていると、制御盤や作業場の説明などがあるのですが、これだけ読んでもわかりづらいので、実は子供向けに資料があります。

これが整理されていて、よくまとめられているので、このまま夏休みの資料としても使用できそうな作り。

先に内部を見学してからもらったので、可能なら資料を先にもらってから見学するほうがわかりやすいと思いました。

資料は2階の受付でもらえます。

 

こちらは2階にあった発電機の模型。
実はこれと同じものが横にもあって、なんとクレーンゲームで模型の発電機を組み立てるというのを体験できます。

外から回って中までじっくり見ていると、少なくとも1時間は軽く経過していました。

見学後に外に出ると、駐車場にはちらほら車が。
また、バスも来ていて観光ルートの一つに入っているようです。

奥清津発電所 Okkyミュージアムへのアクセス

Okkyミュージアムの入り口。

開館時間などがここに記載されているのですが、驚いたのが期間。
さすが雪の深い地域のため、冬期は開いていません。

本来はここからOkkyミュージアムへ入っていきます。

外の放流カ所を見ながら、そのままの流れで水の路へ行き、戻る足でいちばん近い入り口からミュージアムに入ってしまいました。

そのため、3階にあるミュージアムの入り口から出た形に。

当初ただのダム見学のつもりが、本格的な発電所見学になり、子供たちも相当楽しんでいました!

もちろん大人も楽しめるので、ちょっと散策したい場合にはぜひ足を運んでください。

 

住所 〒949-6212 新潟県南魚沼郡湯沢町大字三国502
問合せ TEL:025-789-2728
アクセス 上越新幹線越後湯沢駅、関越自動車道湯沢I.Cより国道17号線を東京方面へ20分。

二居地区で田代スキー場駐車場へ右折し、直進。

開館時間等 夏季(4月〜11月)
9:30〜17:00休館日 毎週月曜日休館(屋外はオープン)
月曜日祝祭日の場合は火曜日休館入場料 無料
公式サイト http://www.michinoeki-minamiuonuma.jp/

 

 

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