GWが10連休ということもあって、せっかくだからどこかへ行こうということで決めたのが、越後湯沢。
毎年のように行っているみなかみではなく、バイキングが人気の他の宿として目を付けたのが、エンゼルグランディア越後中里でした。
子供が小さい頃、温泉に泊まるのにお部屋で食事が取れるほうがいいからと、お部屋食が可能な旅館にも泊まったことはありました。
ですが、こういった旅館で難しかったのが子供の食事。
子供用に専用のお子様メニューが用意されているものの、なぜかうちの子は手を付けてくれませんでした。
そこで段々とお部屋でゆっくり食事が取れるよりも、子供が食べてくれるメニューがある宿を探すように。
バイキング形式の食事だと、子供が好きなメニューも多く、実際によく食べてくれました。
そんな中、見つけたのがホテルバイキングで人気が高かったエンゼルグランディア越後中里でした。
エンゼルグランディア越後中里に泊まった感想
家族5人で行ってきました。
私はいつも車に乗るだけなので、途中に立ち寄ったスポットからホテルまでの距離、道のり、時間の間隔は全くわかっていません。
ホテル前の看板。
写真は夕方のものですが、チェックインしたのは15時半でした。
GWだからか、ロビーはチェックインの行列が。
それもそのはず、客室どれだけあるのよ?っていうくらいのサイズのホテルです。15階建て。
恐らくこの近辺の建物の中で最も大きいと思われます。
夕食まで時間があったので、近辺を散策しようとして出てみたら近くに線路がありました。
周りはほぼ何もないので、散歩するにはちょっと無謀だったかもしれません。
入り口を入ってすぐのところに、あったドリンクサービス。チェックインの時間帯でのサービスのようです。
セルフですが、こういうのがあると子供もうれしいですし、ポイント高いですよね。
1階にはお土産コーナーも充実。
恐らくここでお土産を調達してしまえば、わざわざ別に行く必要がないかもというくらい、品ぞろえはありました。
エンゼルグランディア越後中里のお部屋は?
廊下の写真です。
こうやって見ると、まるでマンションみたいですよね。
てか、実際マンションです。
どちらが先かはわかりませんが、実はこの中に会社や個人名が表札に書かれているお部屋がありました。
元々リゾートマンションとして売り出して、その後入居がないところをホテル化したのかもしれません。
我が家が宿泊したのは10階です。
通常、荷物のカートはホテルの人が勝手に下げてくれることが多いですが、こちらはセルフなのか翌日になってもカートは残ったまま。
むしろ荷物が多いので、帰るときもカートに乗せることを考えたら下げられないでよかったのかもしれません。
15階建てですが、エレベーターが高層階用と低層階用、各階と複数あります。
が、部屋数も多いので上から来たエレベーターに乗れないということもしばしば。
10階は高層階用エレベーターだったのですが、上から各階に止まってきたものが止まると、ほぼ満員。
我が家全員が乗る余地はありません。
そのため、9階まで階段で降り低層階用エレベーターを使うなんていう方法も取ったりしました。
チェックアウトのときは、あまりにもエレベーターに乗れず。
荷物もカートと一緒のため、どうやっても乗るのが難しかったのですが、そんなところに係の人がエレベーターでお迎えに来てくれました。
1階のホールにモニターがあるとかで、乗れない階を把握してそこまで迎えに来てくれるんだとか。
エレベーターそのものの数が増やせないので、こういう対策を取っているようですが、それでも乗れないよりはいいので助かりました。
部屋の真ん中からの写真です。
泊まったお部屋ですが、和室が2つのタイプ。
和室スタンダードルームというお部屋です。
真ん中に4畳半。奥が6畳でテレビとテーブルが置いてありました。
部屋によっては、広いところもありますし、赤ちゃん用のアメニティが置いてあるところもあり、タイプが豊富なようでした。
5人でスタンダードに泊まるのであれば、今回の2部屋タイプで十分ですね。
真ん中のお部屋には2段ベッドのような空間が。
これ子供が喜ぶやつです。(笑)
子供たちは秘密基地として、ここでゲームをしていました。
すでに布団が配置されているので、最低2人はここで寝るっていうことを言われているような気がします。
実際に布団を使うまでは邪魔になるので、押し入れにしまって遊んでもらいました。
なお、布団はセルフで敷くのでホテルの人が来てくれることはありません。
また、この2段ベッドですが、布団がやや大きいため敷くのに苦労しました。
玄関を入った先のキッチン。
ここに電熱コンロがありますが、こちらは使用不可になっています。使う場合にはフロントに依頼が必要です。
ただ、電気ケトルがあるのでお湯がほしい場合には、ケトルを使えばお湯の利用はできます。
冷蔵庫もついていて、こちらは空っぽ。
それから、このキッチンの足元に燃えないゴミ用のゴミ箱が置いてあったので、持ち込みしても問題ないようです。
自動販売機と氷が便利
各フロアにある氷のサービス用機械。
お部屋に氷を入れるためのボックスがあるので、入れてみました。
ボタン1回でかなりの量の氷が。
飲み物の持ち込みが問題ないようだったので、家からミネラルウォーターを持っていきました。
温泉旅館に泊まると、困るのが水分の確保です。
お風呂に入った後に、水分補給したくても館内の自動販売機だと定価よりも割高ですよね。
でも、エンゼルグランディアの場合には持ち込みも問題なしだったので、麦茶パックを持っていき、給水できるように。
しかも、氷がいつでも使えるので、冷たい麦茶を飲むこともできます。
おかげで、家から持っていったポットが役に立ちました。
氷サービス機横の自動販売機。
各階にすべてあるので、飲み物が足りないときにすぐに購入できるのですが、すごいのが価格。
リゾートマンション型だからか、飲料の値段が定価です。
これはうれしいですよね。
持ち込み可能なため、先に持っていくのもありですがその分荷物が増えるので、なるべく物を減らしたい場合には、ホテル内の利用のほうがよさそうです。
Wi-fiサービスが便利だけど問題も
最近はどこのホテルでもフリーwi-fiをサービスしてくれるところが増えてきているようですが、エンゼルグランディア越後中里にもwi-fiサービスがありました。
写真は、フロアにある無線LANアンテナです。
接続用のパスワードはお部屋のパンフレットに書いてあるので、そちらを使って接続します。
これで家を同じようにwi-fi接続してギガ制限気にせずスマホが使える!と思ったのですが。
接続レベルがスマホでは「中」となっていたので、まずまずかなと思いきや、重くて重くてなかなかつながりませんでした。
利用者数が多いせいか。
接続ポイントのせいかはわかりません。
無線LANはフロア真ん中あたりにありましたが、部屋が近いから接続できるというものでもないようです。
夜中に使ったときには、それなりにつながったので、やっぱり接続数の問題かと思われます。
エンゼルグランディア越後中里のバイキングと時間
レストランでのコース料理のプランもありますが、やはり人気なのはバイキングです。
こちらは食事のチケット。
チェックイン時に食事の時間を決められるのですが、今回は17:00、18:25、19:50とあったものの、すでに早い時間が埋まっていて、我が家は、19:50の回に。
混雑時は20:30の回もあるそうですが、19:50になると子供が待てないくらいの時間ですよね。
チェックイン時に知ったことなのですが、実際にチェックインする時間でなく早めにホテルへ行って受付だけ済ませることもできるようでした。
その時に食事の時間も決められるので、混雑するシーズンは早めにホテルに行って受付すれば、食事の時間も選べるようです。
こればかりは行ってみないとわからないことだったので、利用するときには注意ですね。
朝は時間指定は特にありませんでした。ただし、ここでもやはり混雑が考えられるので、6:30の開始時間とほぼ同時に朝食へ行くほうがゆったりできます。
実際、開始時間くらいに行き、1時間ほど経過してから会場を出たときには、席が空くのを待っている列ができていました。
夜のバイキングの目玉ですが、その場で焼いているステーキと自家製ローストビーフはおいしかったです。ただし、それ以外については、あまり目立った感じというか食べたい!というものが見当たりませんでした。
公式サイトではすごくおいしそうな感じなんですけどね。
和、洋、中でも、それぞれ2品ずつくらいと付け合わせがあったかなという程度。
お寿司は充実していたと思いますが、作り置きでした。
その場で職人さんが握って出してくれるホテルじゅらくとは、かなり違ったので子供たちは食べていましたが、私はお寿司には手をつけませんでした。
自分でも夜の食事に何を食べたのかよく覚えていないくらいです。
そのため写真もほぼ撮りませんでした。
子供が喜ぶかなというくらいのものだけ紹介します。
アイスコーナーは種類豊富でした。
かき氷まで作れます。
子供応援ホテルなので、離乳食もばっちり完備。
バイキングは子供向けメニューも充実していましたし、離乳食も安心して利用できるようになっているので赤ちゃん連れ、小さいお子さん連れには本当にうれしいホテルだと思います。
それからデザートが充実しているので、そちらを楽しむのもありかもしれませんね。
逆にデザートのゾーンが他の料理ゾーンと比べて割合が大きい気がしたので、デザートゾーンより料理ゾーンを充実させてほしいと思ってしまったくらいです。
良かったなと思ったのが、栃尾の油揚げ。
新潟方面では名物でしたよね。
それがバイキングにあったので、これはよかったと思います。
ふっくら、ジューシー。
夕食はほぼ何を食べたのかよく覚えていないくらいだったのですが、夫がご飯を食べていておいしいといっていたので味見させてもらったら、なんとびっくり。
全然味が違いました。
さすが米どころ。南魚沼産のコシヒカリを使っているとか。
すでにお腹いっぱいでそこからご飯を食べる気力がなかったため、翌朝のご飯を楽しみにすることにしました。
ご飯の味を楽しみにしていた朝食。
こちらは、ひたすらご飯のお供ばかりを狙ってみました。
ネギトロが人気のようで、お椀によそったご飯の上に丼にしてかけている人もいました。
ご飯のお供の中でいちばんおススメだったのが、プレート真ん中下のしぐれ煮。
豚肉をしぐれ煮にしたものなのですが、こちらがしっとりしてて、ご飯の進みが違いました。
それとこの写真には載ってないのですが、野沢菜岩のりというのもご飯がよく進みます。
目玉焼きをその場で焼いてくれるグリルコーナーもありましたが、ご飯を堪能したかったため、ご飯のお供ばかりを選んで食べてしまいました。
バイキングコーナーでは、お土産もありますとあったので、あまりにもおいしかったので帰りに売店で購入しました。
写真右下にあるポトフのようなものですが、実際には子供メニューの野菜たっぷりポトフです。
野菜しか入っていないので、ウィンナーはバイキングコーナーにあったものを入れてみました。
野菜だけでも十分おいしいのですが、ウィンナーを入れるとパンチが違うので、ちょっとアレンジするのも楽しいですね。
こちらは、入り口にあったフレーバーウォータです。
ちょっとすっきりしたいなというのには、やはりフレーバーウォーターはいいですね。
横にシュークリームもあるのですが、子供たちはおやつにと、これをカップに入れて部屋に持ち帰って食べていました。
またコーヒーもサーバーからカップに入れて部屋へ持ち帰り可能でした。
チェックアウトするまでにコーヒーやおやつがあると、ついつい長居してしまいがちですね。
お風呂
肝心の温泉ですが、本館と別館にそれぞれ大浴場があります。
どちらもサウナ完備です。
大浴場はどちらも入ったのですが、別館のほうがお風呂の数が多かったです。
とはいってもジャクジーと露天風呂はどちらのお風呂もあるので、どっちも入らないとということはないと思いました。
あえて違うとしたら、別館のほうには変わり湯というのがあって、香りのするお風呂となっていました。
また、本館のほうが温度が少し高めだったような気がします。小さいお子さんと行くなら別館のほうが入りやすいかなと思いました。
お風呂のアメニティですが、ベビー用椅子やシャンプーバイキングなど。
また、髪の毛を留める黒いゴムも脱衣所にあったので、我が家も長女に使わせてもらいました。
残念だったのが、給水。大浴場の入り口のところにもウォーターサーバーがあるのですが、どちらかというと脱衣所に置いてほしかったかなと。
脱衣所内にはウォータークーラーがあり、紙コップも用意されているのですが、ウォータークーラーから水を汲むって結構難しいので、給水機があればなと思います。
まとめ
エンゼルグランディア越後中里に宿泊してみて、よかったところと残念なところをまとめます。
今回、行ってみて感じたことですが、比較的自由な使い方ができることを考えると、利用するには便利なホテルだと思いました。
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