子供の弁当に麺類を持たせるようになったので、麺がくっつかないとか麺が伸びないとか麺類に関する工夫をレシピサイトとにらめっこしています。
麺がくっつかない、伸びないというのは結構情報としてあるのですが、実際に作っていて悩んだのは麺の「湯切り」です。
水分が残っていると伸びたりスープの味が薄まる原因にもなるので、効率よくお湯を切りたいのですが、なかなかその手の情報が見つかりませんでした。
実際に麺を湯切りしたときに、うまい方法があったので紹介します。
麺類の湯切りはダイナミックなものが多い
味にこだわりのあるラーメン店などで、よく湯切りのパフォーマンスがありますよね。
Yahoo知恵袋にも面白い質問があります。
天空落とし、つばめ返し、二刀乱舞、月光三段切り、震源地、ジャンピング湯きり、竜神神隠し、荒野の背面切り等々、すごいネーミングですね。
ここで使われている麺のザルはテボと言われる、深いタイプものです。
他にも平ザルというのがあって、昔ながらのラーメン屋さんなどが平ザルを使っていることが多いですよね。
テボと平ザルの違いについて説明されているブログも。
しかし、我が家にはテボも平ザルもありません。
あるのは、ただのザルです。
料理するときには、だいたいこのザルを使って水切りをしています。
テボみたいに深さはありますが、持ち手のようなものはありません。
普通のザルで麺を湯切りするにはテボと同じやり方は難しい
形はテボみたいなザルですが、プロの職人がやるような天空落としみたいなのは、ただの素人には無理です。
平ザルもそうですよね。
家庭でも平ザルを持っている家はあるかもしれませんが、使う頻度が低ければ、湯切りの技術はプロのほうが断然上です。
ただのザルで麺類の湯切りをやったときに、私が今までやっていたほうほうは以下です。
- 麺をザルに開ける
- 両手でザルを持って力いっぱい振り下ろす
やっていることだけ見ると、「天空落とし」を意識した素人の湯切りです。
でも、これで湯が切れるかというと、思ったように出てこなかったです。
むしろ麺が傷むくらいザルに叩きつけられているような気がします。
プロのような湯切りは真似しないで普通に湯切りしようとして気が付いたあること
とにかく水分を飛ばすんだという気持ちで湯切りしていたときは、力みすぎていました。
でも、それで麺の水分が飛ばせたかというとそうではありませんでした。
ということで、真剣に湯切りをしようというのを止めてみました。
とりあえずお湯が切れたらいいな~くらいのレベルでザルを振ったら、なんと思った以上にお湯がばしゃばしゃ滴りました。
湯切りってどうしても力いっぱいやらないとだめなんだと思っていたので、意外でした。
単に麺の入ったザルを振り上げただけです。多少麺が躍るくらいの余裕があるような程度です。
ザルを振り上げただけでお湯が出る力のみを利用する
大した努力をしたわけではありません。
単に普通にザルを振っただけなのですが、振り上げたときにお湯がばしゃばしゃと出てきました。
反対にザルを下したときにはお湯はほとんど出ませんでした。
結論
もしかして、湯切りってザルを下したときにお湯を切るのではなくて、振り上げたときの力でお湯が下に引っ張られているのでは・・・
ということで、それ以来「天空落とし」のような力いっぱいザルを振り上げて叩きつけるように落とすという方法はやめました。
ザルだけでお湯を切るのに悩んでいたら、ぜひ試してください。
ただザルを振り上げて軽く下すだけ。
面白いほどお湯が切れます。
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