棒針って、手袋やセーターが編めたら上級者。
そこまでに到達するには大変そうとくじけそうにもなりますが、まずは作って楽しむのが大事ですよね。
そしてそれを使うことも楽しみの一つです。
ですが、手がなかなか進まないで挫折しそうになることも。
ほんの少しの時間でもできて、なおかつかわいく作れるマフラーを紹介したいと思います。
編み図はなし。ひたすらまっすぐ編むだけ
はじめてさんの場合には、とにかく難しい話はなしです。
同じ編み方で、一定に編むだけで出来上がります。
そのため、編み図は特にありません。
作り目をするときに、マフラーに必要な幅だけを編んでください。
作り目を編んだら、後は表編みのみで編み続けます。
初心者さんの場合は、裏目って難しいですよね。そのため、裏面を編むときにも裏目ではなく表目(ガーター編み)でマフラーを編みます。
そして、ひたすら好みの長さになるまでに編み続けます。
かわいいマフラーを仕上げるには材料がポイント
糸が並太のストレートヤーンなどはマフラー、帽子の王道ともいうくらいなサイズですが、ここではよくある糸は使いません。
おすすめは、極太のファンシーヤーンです。
どちらも外せない要素です。
大きな理由は以下です。
- 極太=編み目の高さも幅も出せるので棒針でも速く進む
- ファンシーヤーン=ガーター編みなので、拾う目がわかりにくくても気にならず、ストレートヤーンでは出せない雰囲気に仕上がる
速く仕上げられるのに、ストレートヤーンでは出せない雰囲気のものを作れるというのが大きなポイントになります。
毛足の長いものなどは、特にふんわり感を出しやすいです。
棒針は13号~くらいのものを使うとざっくりした感じに。
特に7mmか8mmだと、軽く編むだけでふわっとした仕上がりに近づくと思います。
まっすぐ編むだけで、しかも速い
後は、これをひたすらまっすぐ編んで完成させます。
子供用のサイズであれば、1時間~2時間もあればできてしまうでしょうか。
速い人であれば、30分で完成すると思います。
うれしいのが、裏編みしないこと。
裏編みは表編みに比べると、どうしても遅くなりがちです。
ガーター編みのイメージは、どうしても「裏編みできないから、裏も表編みしていたら、メリヤスとはほど遠い出来上がりになってしまった」なんですが、ファンシーヤーンを選ぶことで、ガーターのダサいイメージをなくしてくれます。
出来上がったマフラーです。
子供用のマフラーですが、ボタンを付けて止めてあげるタイプにしたので、短めで作っても問題ありません。
また短くすることで、制作時間も短縮できます。
大人用であれば、両端を輪にしてスヌードのようにしてもかわいいですよね。
あるいは、さらに毛足の長い糸を使うことで、もふもふした感じのものも作れそうです。
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