段染めの毛糸の魅力は、次から次へと印象が変わり編んでいて楽しくなる毛糸です。ドイツ生まれのOpal(オパール)というソックヤーンで編む帽子。ただメリヤス編みをするだけで完成するので、編み物初心者さんにも楽しく編めるおすすめのデザインです。
大人用のデザインがよく知られていますが、子供用はサイズも小さいので、すぐに編みたい!という場合にもおすすめです。
腹巻帽子?
梅村マルティナさんがデザインした帽子です。輪状に編んだ長い筒を二重にしてまとめて帽子にして使います。
帽子だけでなく、ネックウォーマーやフード状にしても使えるマルチデザインです。(腹巻にも使えます)
1枚の輪状になったものをねじってひっくり返すので、色を2種類使うことで、1つの帽子で色違いを楽しめるのも特徴です。
梅村マルティナさんのサイトでも解説がされています。
超簡単!腹巻帽子の作り方
梅村マルティナさんデザインの作り方は以下です。
使用糸 Opalを2玉
作り目 150~160目
針 輪針40cm 3号
メリヤス編みで1玉目の色で30cm編み、2玉目の色を2段目として30cm編む。
このサイズは大人用ですので、子供用は目数、段数を減らして作ります。
腹巻帽子のサイズを子供用にするレシピ
こちらは目安サイズです。
対象 3歳くらいまで
作り目 100目
段数 130段
輪針 40cm 3号
針サイズは大人用と同じです。(糸の種類が同じため)
出来上がりの腹巻帽子です。
なんで作り目が100目かというと、子供用の帽子を3号針で編んでいたときの作り目が96目だったので、だいたい同じだろうと思ったからです。
フェリシモ:クチュリエのフェアアイルキットで子供用の帽子を編む
子供用帽子の作り目が96目ですが、このときは模様があったために96目になりました。
そのため、腹巻帽子の100目というのは、特に決まりはなくきりのいい数でまとめたため100目になりました。
段数も特にこれといってこの数と決めたのではなくて、編んでいるうちに、だいたいこれくらいの長さでちょうどいいかなというので止めたのが130段でした。
ただし、段数に関しては、長めのほうがゆったりかぶれるというのと、少し大きくなってからもかぶらせたいのであれば、段数をあと30段は増やしたほうがいいかもしれません。
あえてOpalを一色のみにして腹巻帽子を作る
梅村マルティナさんのサイトでは、2色使って組み合わせを楽しむパターンが多いのですが、作成した帽子は1色(ロリポップ)のみで作りました。
他の色と組み合わせる楽しみもあるのですが、ここはあえて一色で。
二色にすると、色の組み合わせの好みを決めるのにあれこれ時間がかかって、編むよりも糸選びのほうが大変になって、いつまでも色が決まらないんですね。
また、サイトで組み合わせで売られているのを見ていると、この色もある、こっちの色の組み合わせもあるとなってしまい、なかなか自分で決められませんでした。
もちろん、Opalの糸の色の組み合わせを見ているのは楽しいのですが。
2色だとずっと迷うだけだと思ってしまったので、2色で編むのをやめてみました。
それと、Opalって結構いいお値段するんですよね。1玉1400円から。
マルティナさんレシピの場合、2玉使いが前提になるので、単純計算で2800円です。そして使う量は大人のサイズだとそれぞれ半分くらいなので、2800円かけても出来上がった帽子は1400円分の量のみ。
子供用ならもっと少ないので、2玉もいるのかなとなりました。
ロリポップは子供に向いている色だなと思って気に入っているので、ふわっとしたのを作りたい場合には使いやすい色だと思います。
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試し編み用のOpalもありますね。
色は選べませんが、むしろ来た色を編みつないで多色で作ってしまうというやり方もありかもしれません。
同じメリヤス編みでも輪針を使わず極太糸で編むかわいい帽子の記事はこちら。>>>輪針不要!まっすぐ編むだけ。簡単にできちゃう子供用のかわいい帽子
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