ぶたのたねとの出会い
上の子が3歳児のときに、偶然あるお友達と保育園の帰りが一緒になったときに、そのお友達のママさんから面白い絵本なんだよ~と教えてもらったのが、「ぶたのたね」。
普段は帰る時間が一緒にはならないお友達、かつ保育園での本貸し出し日という、稀な組み合わせの日でした。
子供たちは園庭で楽しそうにしてるので、面白いと聞いて、そのお友達が借りた絵本をちょっと見せてもらったのですが、腹がよじれるほど大笑いしました。
ぶたのたねを何度も借りているそうで、相当お気に入りのよう。
私もあまりにも面白かったので、後日子供に借りてきてとお願いしました。
しかし、保育園にある絵本の数って多いですよね。
子供が毎週選んで借りてきていたのですが、出会ったことのない絵本がたくさん。
お友達のママから教えてもらわなかったら、この絵本を知らないままだったかもしれません。
ぶたのたねの主人公は弱いオオカミ
赤ずきんちゃんとか三匹の子ブタとかは、出てくるオオカミのイメージはこわいんですが、ぶたのたねのオオカミは情けないほど怖くありません。
自分も強いオオカミになりたいみたいですけれど、性格もあるのか、こわいというより、むしろかわいそうな存在です。
絵本に描かれているぶたが常に真顔
あまり内容に触れるとネタバレになるので、細かくは書けませんが、絵本に出てくるぶたが常に真顔で、表情もなければ感情もないというのが多いです。
しかも、ぶたは一匹ではなく集団で出てくるんですが、どれもみんな真顔。
真顔でないのが、一か所あったかなくらい。
食べられそうになったぶたが怒っていたシーンで。
それも多分カツオがびっくりしたとかジャイアンがびっくりしたレベルでの怒り顔なので、かわいそうなオオカミがさらにかわいそうになるという。
お話の中身がシュールすぎて面白い
弱いオオカミがぶたをお腹いっぱい食べたいがために、ぶたのなる木のたねをもらって必死に育てるんですが、果物のようにぶたが木にたくさんぶら下がっているって、その設定があり得ない。(笑)
これでお腹いっぱいぶたが食べられると思って、いざぶたを取ろうとすると、これもあり得ない邪魔が入って食べられないまま終わるという。
詳細は書けませんが、このあり得ない邪魔のところで、私は音読できなくなりました。
笑いすぎて。
読んでいる途中で大笑いしてしまうので、膝に乗って絵本を見ていた子供が何事か?という顔で振り返っていました。
絵本の数って、数えきれないくらいあって、有名な絵本、話題の絵本いろいろあります。
ぶたのたねが、どこまで有名な絵本なのかは知りませんが、読める機会があればぜひ手に取ってみてください。
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