編み物の作品で大物を編むときには、時間がかかる、飽きるなどのモチベーション維持がしにくいときがあります。
(編み物好きさんで、集中できる方は別です)
私の場合、最後まで編み上げるよりも、すぐに別のデザインに取り掛かってみたいという欲が出てしまい、いくつも編み散らかして全部途中のままということがよくありました。
そのまま時間の経過とともに、詰まれたままの編みかけがたくさんできてしまうので、なるべくならきちんと仕上げたいんですよね。
そこで、大きい物に挑戦したいけれど、できるだけ短期間で簡単に楽に仕上げられるブランケットを紹介します。
編み図なしでも簡単にできるブランケットの編み方
紹介するデザインですが、初心者さんだと、かぎ針で長編みのコースターとか編んだりすると思いますが、そのコースターをモチーフとして何枚も作って編みつなげるブランケットです。
編み図としては、どこにでもあるタイプ。
初心者向けの本などでも、輪編みの前提として編み図が紹介されていたりします。
ピエロさんのサイトでも同じような編み図があります。
四角モチーフの中でいちばんシンプルで、よくあるタイプのパターンです。
モチーフが簡単だから、時間はかかっているけれど、負担を全く感じない
あれ?さっき短期間でできるって言ってなかった?ってなりますが、大物なのでそれなりに時間はかかります。
ただし、時間がかかるといっても、それほど時間がかかった気にならないのがポイントです。
1個のモチーフ作成に、だいたい20分もあれば完成するので、ちょっと作って貯めていくのを繰り返すパターンです。
これなら、まだ編みあがらない!という気になる前に、「モチーフが1個できた!」という達成感が得られます。
また紹介している編み図の場合、これも慣れてくると編み図を覚えてしまうので、編み図を見ずにどんどん編めてしまうというメリットが。
写真はすでに全部のモチーフを編んだところで、仕上げのために配色を考えているところです。
簡単四角モチーフで作るブランケットの材料と枚数
モチーフは1辺の長さが決まれば必要な枚数を割り出してください。
1辺7センチくらいであれば、8枚くらいの長さがあればひざ掛けサイズになります。
縦横合わせて64枚。
また、モチーフ単体ではなく、編みつなげるとその分全体の幅が出てくるので、実際はもう少し大きくなります。
大きさは枚数で調節できるので、サイズは枚数のお好みですね。
糸の太さや使用糸について
私が使用したのは、ハマナカのエクシードウール並太タイプです。
1玉ずつ個別に購入して何色か揃えました。
かぎ針サイズは5号で編んでいますが、もう少しざっくり感を出したい場合は、7号で編んでもいいかもしれません。
エクシードウールはファインメリノ100%なので、とても手触りがよく、使いやすいと思います。
【エントリー5倍 20日まで】編み物 ハマナカ エクシードウールL<並太> page2/2
四角モチーフブランケットの仕上げ
必要な枚数を揃えたら、後はモチーフをつなげます。
写真は完成したときのものです。
完成した状態はモチーフそれぞれを鎖編みで縁編みして、編みつなげる方法にしました。
フェリシモのサイトでも解説されているので、参考にしてください。
鎖編みを縁編みとして、モチーフを編みつないでいくと、巻きかがりでつないだときよりも、ブランケットとしての柔らかさを出すことができます。
実は、最初ちょっと面倒くさがって巻きかがりで作ったのでうが、なんとなく全体が固く感じてしまい、一度ほどいてやりなおしました。
巻きかがりで作ると、編むよりはスイスイつなげられるので完成を早くしたい場合にはおすすめなのですが、全体的にボリュームや柔らかさを出したい場合には、モチーフにさらに仕上げの縁編みを施すほうがきれいに仕上がると思います。
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