おくるみってデザインがたくさんありますよね。そしてサイズがとても大きい!
作成するのにも少し時間がかかるので、ちょっとずつ編んでは完成を目指すのではないでしょうか。
1度作ったら、何としても完成したい赤ちゃんのおくるみ。
デザインが決まった後でやることは、糸を選ぶこと。
もちろん、本に書いてある指定糸が製作には一番楽です。
でも、指定糸だとちょっとな~というときないですか?
例えば、値段。あるいは糸の太さ。糸によっては色の展開が好みでないなど。
せっかくだからおくるみを作ろうとして、指定糸ではない糸で編もうとしたとき、そのおくるみに毛糸は何玉必要になるのでしょうか。
指定糸と同じ量で編んだらいい?
どうやって、計算するの?と悩みますよね。
これから生まれてくる赤ちゃんのために、毛糸でおくるみを編む方必見です。
実際に計算すればすぐに割り出せるので、もしも自分好みの糸でおくるみを編みたい場合は、必要な数が出せるようになります。
指定通りに同じ毛糸で編むときには何玉必要?
毛糸でおくるみを編もうとしたときに、どの編み図にも、使用する糸の名前、グラム数、玉数の目安が書いてあります。
特に違う糸でなければ、レシピ通りの数だけ毛糸を用意すれば問題ありません。
ただし、手の加減によっては足りないときも出てくる可能性や、大きなものを編むときに、糸の始末をすることなども考えると、指定量にプラス1玉しておけば安心です。
私が実際に作った作品の編み図は以下です。
ピエロさんのフリーパターン。
こちら、2種類の糸を使用しています。(糸は販売が終了したので参考情報です)
おくるみ全体は、中細糸を3号で編み、縁の鎖部分を7号で編んでいます。
おくるみに必要な糸ですが、
- オーガニックコットン【1】(細)
8玉(200g) - treトゥリア
col.3 5玉(150g)
という指定です。
こちらは特に何か考える必要もないので、そのまま指定通りの毛糸の玉を用意すれば大丈夫です。
ただし、手の加減によってはサイズが大きいとか小さいとか出来上がりを左右することがあります。
ゲージを測っておくのが基本ですが、おくるみであれば、そこまで気しなくても大丈夫。
自分好みの毛糸を選んでおくるみを編むときに何玉必要?計算方法は?
指定通りの糸であれば、編み図通りの毛糸の数を用意すればいいのですが、もしも違う糸でやりたい場合はいくつ必要になるでしょうか。
恐らくここが頭を悩ませるところですよね。
でも、大丈夫です。
他の糸でも同じようなサイズで作るための計算方法に当てはめれば、自分の好みの糸でどれくらい毛糸の玉が必要かがわかるようになります。
オーガニックコットン【1】(細)
25g 110m 8玉 880m
treトゥリア
30g 90m 5玉 450m
を使用していたので、合計1330mです。
おくるみを作った記事で使用していたパステルオーガニックは1玉あたり25g 70m。
指定糸の場合全部で1330mでしたので、
1330÷70=19
で、パステルオーガニックをおくるみ用の糸として使いたい場合は、全部で19玉必要になります。
今回2色で制作していたので、
19÷2=9.5
となり、1色あたり必要な毛糸の玉数は10玉あればいいという計算。
まとめますと、
- 指定糸の糸の長さを求め
- 変更したい糸の1玉の数で割る
という方法で、他の糸を使った場合の毛糸の数を割り出すことができます。
同じ毛糸でも違う毛糸でも予備があるほうがいい
おくるみに使う糸ですが、編み図通りの指定の場合でも、自分で好みの糸を選んだ場合でも予備の毛糸はあったほうが安心です。
もちろん、使わないに越したことはないのですが、手の加減によってはちょっと足りないということも。
実際に毛糸が余ってしまった場合には、小物用に転用すれば無駄遣いもなくなりますので、「足りない!」となるよりは多めに準備しておくほうをおススメします。
まとめ
指定糸であれば、そのままの数で毛糸の玉数を計算。
自分の好みの糸であれば、計算式に当てはめてしまえば、すぐに必要な糸が出せるので、これで毛糸の玉数に悩まなくてすみますよね。
計算がちょっと面倒な気もするかもしれませんが、指定糸の長さを割り出したら、変更したい糸の1玉の長さで割ってあげればいいので、それほど難しくないと思います。
実際に編んだおくるみの記事です。>>>編みやすいからサクサク進む。かぎ針で編むオーガニックコットンのおくるみ
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