先天性甲状腺機能低下症で薬が必要かそうでないのかの判断をするためには入院検査で行います。
検査で入院するためにはは、事前に入院予約を入れておき、ベッドが空き次第入院可能のお知らせが来るため、病院からの連絡待ちとなりました。
その間に、処方されたチロナミンを毎日確実に飲んでもらうことになります。
また、予約待ちとなるため、事前に病院での入院前の説明がなされ、必要書類の記入などを行って、入院に備えます。
病院からお知らせが来て、入院する日が確定したら、入院する日までチロナミンを止ることになります。
入院前の事前手続きと諸費用について
これは、病院の事務の方からの説明と必要書類の記入のみになりますが、子供の場合病院によっては、付き添い等が必要になると思います。
ちなみに、うちが入院した病院は付き添いが一切必要ないため、そのままお預かりしてもらうことにしました。(付き添っても問題ないそうですが)
当時あと少しで4歳かというくらいの年齢でしたが、付き添いなしでも物おじしないタイプのため、一晩お付き合いするよりは、病院に任せても大丈夫だと判断したためです。
子供によってはさみしくなって泣いてしまう子もいると思いますので、このあたりはご家庭の判断になると思います。
他には、必要な衣類や持ち物の準備だけで、食事やおやつなどはすべて病院から出るのと、費用は乳幼児医療症で賄うことができましたので、費用は一切かかりませんでした。
先天性甲状腺機能低下症の検査入院
1泊2日で終わるということで、比較的短かったと思います。
入院は、その日の夕方から入り、一晩病院で過ごすのですが、ある一定の時間からは水分と食べ物を止めて、血液検査をするとのことでした。
病院におまかせしているため、詳細な時間はわかりませんが、朝起きた後からは採血するまでは何も摂取できなかったようです。
ちなみに、検査の間違いをなくすために、「食べられません、飲めません」バッヂを胸につけていました。
血液採取した後は、結果が出るまでは待つことになり、結果が出てから退院の流れとなりました。
検査入院した結果
うちの子の場合は、やはり今までと同様の数値とほぼ同じだったようで、グレーゾーンのままという診断でした。
薬を止められるか止められないかという、ギリギリのところのようです。
そのため、定期的に検査は必要となりました。ただし、どこまで薬を止められるのかもはっきりしないため、非常にグレーな状態なことから、次の検査までに薬を止めて様子を見てみることになりました。
生まれてからずっとチラージンSを飲んでいましたが、初めてここで止めることになりました。
ただし、ここで薬を止められたとしても、またどうなるのかがわからないため、検査は定期的に行う必要があり、それはずっと続きますと言われました。
また、検査して数値が足りないようであれば、薬を再開することになります。
どちらにしても、一度先天性甲状腺機能低下症と診断された場合には、薬を止められたとしても将来どうなるのかがはっきりしないため、一生続くということになるようです。
次の記事>>>先天性甲状腺機能低下症|入学前までと入学後の記録
コメント