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先天性甲状腺機能低下症の治療法と経過について

子供が新生児マススクリーニング検査で、先天性甲状腺機能低下症と診断されました。

新生児マススクリーニングで先天性甲状腺機能低下症が発見されたときのこと
出産した子の先天性甲状腺機能低下症の記録。実際に病院へ行ったときの検査の状況や判断がされるまでの流れについて記事しにしました。

 

薬を飲ませるだけで成長に問題がなくなるので、定期的な検査と薬の処方が必要になりました。

 

診断がされた後は、薬を出されてそれを毎日1回飲ませるだけ。

ですが、きちんと薬で甲状腺が補えているのかを見るために、また検査が必要になります。

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薬がきちんと飲めているかの不安があった1か月検診時の血液検査

まずは、最初に処方した段階の薬がきちんと効いているのかを検査するということで、診断がされたときのさらに1週間後、ちょうど1か月検診のときにまた病院へ行きました。

実はこのとき、不安でした。

なぜかというと、きちんと薬を飲ませられているのかがわからなかったためです。

子供、とくに赤ちゃんの場合、薬を団子状に練って上あごの裏側に塗り付けるという方法が有名ですが、きちんとそれができているのかがわかりませんでした。

理由は、「薬の量が少量過ぎて団子状になっていなかったから」です。

子供の薬の量って、風邪を引くと、咳止めとか痰切りを混ぜたものが出てきたりして、結構な量をイメージするんですが、チラージンSは、そういう量ではありませんでした。

お皿に乗せると、薄いんでは?というくらい量がありませんでした。

そのため、水で練ろうとしてもまとまることもなく、なんとなく湿った薬がちょっと固まったみたいな状態でした。

これを指に乗せて上あごにこすり付けるとなると、結構無理がありました。

吹けば飛びそうな量でしたので、本当に飲めているのかもわかりませんでした。

血液検査をすればわかりますが、病院へ行くまではとても不安でした。

検査結果とこの先のことについて

血液検査の結果では、TSHもFT4も正常範囲内に入っていたため、無事薬も飲めていたようです。

きちんと結果に反映されていたので、このまま継続治療という診断になりました。

先天性甲状腺機能低下症については何が原因で発症したのかがこの時ではわからないため、3歳までは薬の量を見ながら治療していき、3歳以降に精密検査をして原因をはっきりさせると説明されました。

そうなると、今診てもらっている病院では診断ができないため、時期が来たら専門施設へ転院することになると言われました。

まずは、定期的な検査と投薬を続けるだけで大丈夫とのことでした。

薬の飲ませ方について改善

団子状に練って上あごにつける方法で飲ませていたのですが、ちょっとしたアクシデントから薬の飲ませ方を変えました。

実は処方された薬が次の通院までに3日分足りず、飲めない日があったこと。
最後のほうで飲ませた薬をべーっと出されてしまい、半分くらい飲めていなかった可能性があったこと。

そのため、投薬治療後の初回検査では正常範囲だったのが、その後の通院検査で目標値に達していませんでした。

そこで、先生からは今回の処方では、薬をもらったらすぐに飲ませるように指示がありました。

飲めなかったときに、調べてみたのですが、団子状に練って飲ませるのではなく、水で溶いてスポイトで飲ませる方法があるというので、薬局ですぐ飲ませるためにスポイトを分けてもらいました。

薬局ですぐにスポイトを使って飲ませてみたところ、これが思った以上にスムーズで、きちんと飲んでくれました。

薬を溶く水の量も少なめにすると、飲ませる時間も短くなるので、スポイト方式で薬を飲ませることにしました。

最初は薬局で小さめのスポイトを分けてもらっていました。扱いも大変ではないので、重宝していました。ただし毎日使用することと洗うのに大変だったのと、体が多きくなると水の量も増やしても飲めるようになったので、後日別のものを購入しました。

 

 

定期的な検査で状態を見ていく

最初のほうで心配はありましたが、スポイトで薬を飲ませられるようにもなり、不安要素が減りました。

その後は定期的に検査をして、TSHとFT4の状態に注意しながら、薬が処方されます。

先生の話では、TSHよりFT4のほうを重視しているらしく、その値を見て薬の量を決めているようでした。

本来であれば、FT4、TSHの両方が正常範囲なのが望ましいようですが、FT4を薬で補っているので、それが正常範囲に入っている場合は、TSHがあまり出ないことも考えられるというのが先生の見解でした。

私には、どういう形が望ましいのか、子供がどういうパターンに当てはまるのかはわかりませんでしたが、ホルモンそのものを表しているFT4が正常なのが重要だと思うことにしました。

薬の量が安定することで、通院間隔も伸びていく

赤ちゃんの成長は日々ものすごい勢いだからでしょうか。
前回安定していた結果が、今回は全然違うというときも、中にはありました。

よくあるパターンだったのが、FT4は正常なのに、TSHが少ないというパターンです。
TSHが少ないとどういうことになるかというと、自分でホルモンを出そうとする力が弱くなってしまうと。

そのため薬を減らして、様子を見るのですが、減らしたことでTSHの数値が上昇して正常値に近づくようで、なんでも薬で補っていれば安心というわけでもなかったようです。

 

検査を繰り返し行い、数値を定期的に見ているので、TSHやFT4の数値の状態で子供本人がホルモンを出そうとしているのかについても、先生は見ていました。

薬の量を変えていないのに、数値が正常範囲に入って安定していたためです。

そのため、最初は1週間ごとだったのが、2週間、1か月、2か月と少しずつ通院間隔が伸びていきました。

最終的には3カ月に1回の処方になりましたが、本人がいなくてもいいよというレベルのものになり、子供本人が血液検査をするのは半年に1回くらいまでになっていました。

 

次の記事>>>先天性甲状腺機能低下症 専門的に検査するために3歳以降で転院しました

 

 

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