大阪、道頓堀にある松竹座は大正12(1923)年に建てられました。当時は舞台芸術だけでなく映画の上映も行われていました。
平成9(1997)年に建て替え工事が完了し、最開場。現在では、歌舞伎の他に、現代劇、ジャニーズ公演、ミュージカル、コンサート等、様々な演目が上演されています。
ここでは、大阪松竹座の座席の見え方についてまとめます。
松竹座 座席表
松竹座の座席表です。
出典:https://www.shochiku.co.jp/
松竹座のキャパですが、
花道使用時
1階 553席
2階 282席
3階 198席
合計で1033席です。
松竹座では、これ以外にも座席数が変わる場合があります。
仮花道使用時:1階席 497席
オーケストラボックス使用時:1階席 525席
花道なし:1階席 610席
1階席の構成によって、座席数が増減します。
各階には、左列と右列があります。
1階の左列右列は、通常の1階席よりも少し高いところにある、いわゆる桟敷席と呼ばれる列です。
左列、右列は舞台前方ではなく、座席側が正面になり、舞台を斜めから見るような状態になります。
ただし、少し席が高い場所にあるので、前の人と被る心配のない座席になっています。
舞台から見た座席の様子です。
松竹座ツアーめっちゃよかった????????
3階の最後列は肉眼でもしっかり見えるということが分かった???????????? pic.twitter.com/cXTfPbL31J— な な か (@arok_nana) September 18, 2020
松竹座 座席 感想
松竹座の座席について、見え方の感想をまとめました。
座席は花道が作られる前提ですので、配置はどの列も平行です。
前方であれば、舞台に近いため、
1階2列目だと、「エグいほど良席」
また、
「2列目という神席で近い!全体図が見えないレベル」
舞台は横幅もありますので、目の前に広がっている面積と距離の関係で見える範囲が変わりますから、左右が少し見にくいということも発生します。
その分、出演者の細かい表情は見やすいので、一点集中で見たい場合はありがたい席です。
「松竹座思ったより小さいから見やすい」
「1階1桁列は色んなものが見えすぎて情報過多」
というので、例えば小道具に何が描かれているかといったことも手に取るようにわかるのが、前方列の醍醐味です。
前よりも、少し下がるほうがいい人いますので、
「1階3列目は強すぎ」
「1階3列12番13番ぐらいの方が見やすい」
というように、最前列よりは、引き気味で見る席のほうが全体が入りやすいというのもあります。
前方で3列目はまだ神席になります。
さらに、
「7〜10列だと目線だから見やすい。表情も良く見えるので十分」
という人もいて、舞台が近いと見上げる形になるよりは、出演者と同じくらいの高さにいるのを好む人もいます。
1階11列でも、「全然肉眼でも見えました」
少し距離が出て来た感じがあるのが、このあたりくらいからですが、11列目でもまだ余裕なようです。
1階の座席は、10列目あたりから傾斜がつきます。実際には6列目あたりからも傾斜があるのですが、はっきり傾斜になっていると感じられるのが10列目くらいのようです。
座席の好みは、人にもよりますので、
「近さより見やすさ重視なら、個人的に1階10〜11列センターか2階最前が好き」
あえて2階、という意見もあります。
1階最後列でも、「すごく近くに感じた!」
という感想もありました。
2階席の座席の見え方の感想ですが、1階席より傾斜がありますので、被りにくいというメリットがあります。
2階前方列ですが、
「全体が見れて被らない。そこまで遠く感じなかった」
2階6列でも「全然余裕!」
多少高さと距離はあるものの、そこまで遠いとまでは感じにくいようでした。
ただし、やはりしっかり見たいという人もいますので、
2階7列で「裸眼でも見えるけど、双眼鏡は必須です」
見えるには見えるけど、はっきり細かく見たいというときには、どうしても双眼鏡がいるみたいです。
その他では、2階7列8列が3階と被るために、少し暗くて見にくいと感じる人もいます。
3階はさらに上になりますが、
3階1列「前に人いないの最高!最前列だから見やすい」
「1000人ちょいのキャパだから3階席でも見やすかった」
「全体の踊りや隊形を見たりするのも好きなので、松竹座の2、3階は楽しい」
と上の階ならではの見方をする人もいました。
後方列、上の階の場合には、オペラグラスがあるといいですね。
松竹座 座席 見え方
松竹座の座席の見え方の画像です。
1階2列目からの見え方。
1階5列目です。
1階5列目、花道横からの見え方。
1階左列前方から。(画像3枚目)
1階席でも、通常の座席よりも高い位置にあるので、前と被ったりという心配がないですね。
1階10列10番。(画像2枚目)
ここでも、わりと見やすいという気がします。
1階11列花道横。
1階15列目あたり。
1階後方列。
1階20列あたり花道(画像5枚目)
1階、最後列あたりセンターブロック。(画像2枚目)
1階、最後列。(リンク参照)
松竹座なう。1階席なんて何年振りやろう。ま、最後列ですが。
http://t.co/aJ2MM1gl— nao-chan (@betch73) February 4, 2012
1階左列後方。花道を間近で見れるのと、高さがあるので目線がちょうどよさそうです。
2階最前列。
視界が良好で見切れもなく、見やすそうです。
2階席の最前列、めっちゃ良かった????
トークショーでは、出演者の皆さんがやや弓状に座ってらっしゃって、壱太郎さんの正面がちょうどこちらの方でした????#GOEMON抄#松竹座 pic.twitter.com/zbLgDar7Ty— ひろちゃん【小糸の煙管】 (@takarasagasini) October 15, 2020
2階、7列21番からの見え方です。
2階右列1番。
2階最後列からの見え方。
ひょんたことから本日2回目の松竹座午後の部行ってきました!
2階の最後列でしたが花道3分の1見れたからよしとしよう‼️#松竹座 #二月花形歌舞伎 pic.twitter.com/IQhnmUgRMp— たっかおりん (@hkkyarinrin_kab) February 23, 2017
3階左列前方。少し高いですが、よく見える席です。
3階右列前方。上の階ならではで、1階席では見えないものがよく見えるんですね。
2階、3階ともに左、右列については、劇場によっては注釈付き見切れ席といった形で売り出されることも多いです。
その分、値段が割安だったりもしますので、ある程度見えないことを踏まえた上で、何回も見たいという人にはお得な座席になっています。
3階1列目。ガラス板があるので、少し視界が気になりそうです。
3階後方列からの見え方。
2階、3階については、センターブロックでも高さが出てしまう分、花道が見えなくなるところがあります。
また、左右列の場合にも、右列では全部見渡せるのに対し、左列は2階と3階はほぼ見えないので、それも踏まえておくといいかもしれません。
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