私がブログを始めてからは、いきなり記事を公開せずに予約投稿で公開することにしています。
実際、今まで書いた記事は、即時性が必要でないものはすべて予約投稿で書きました。もちろん、まれに時差を発生させたくないものについては、すぐに公開しています。
ブログ開始からほぼ予約投稿だけ使って運営していますが、予約投稿で書き続けているメリットが大きいと感じたことを伝えたいと思います。
ネタ切れすることなく自分のペースで更新できる
ブログ運営でいちばんこわいのが、「続かなくなること」です。
特に情報をまとめて参考になるような記事として書く場合には、情報収集や文章の組み立てが必要になります。1記事が1000文字を超える前提で書くので、書き終わるまでにはある程度の時間がかかります。
この条件で毎日書くとなると、それなりの時間を確保しないといけません。
ですが、それほどの時間が取れるかというと、難しいんですね。
そのため、無理せずに記事を書いて長くブログを続けるための方法が必要です。
例えば1週間で2記事とか。
書けるならば、もっと書きたいですが、ネタになるものを見つけること、それを元に記事を書くことを長期間に渡って書こうとすると、専業でない限り毎日できるものではありません。
そのため、予約投稿を使ってある程度記事をためておくことで、次のネタを見つけたり記事の推敲をすることができます。
今書いているこの記事も、今まで予約投稿でやってきたけれど、ブログを続ける手法としてはありなのではないかと思いついたので、書き起こすことにしました。
この記事が公開されるのは、書いている今ではなくもっと先になります。
未来に記事をストックしておくことで安心感につながる
先にも書きましたが、ブログ運営で「続かない」というので更新が止まるだけでなく、すぐに公開することで、必死に記事を書き続けないといけない感覚に陥ります。
反対にある程度記事をためて予約投稿で順次開いていくほうが、まだ先に記事が残っている安心感があります。
少しくらいブログを更新する手が止まったり、ブログのカスタマイズだけの作業で終わった日があったとしても、「まだ記事が残っている」と思えるので、他のことをしていても気にならなくなります。
どれくらい先まで予約投稿するか
これはあくまでも個人的な感覚ですが、私の場合3カ月先くらいまではストックしています。いつ手が止まるかわからない状況で1か月先までしかないと、あっという間に1か月経ってしまうという時間的感覚から、最低限3カ月先にしています。
これが作業状況によっては、2カ月くらいまでになると不安を感じるので、最低でも3カ月、長ければ長いほど溜めていたいというスタンスです。
予約投稿のデメリット
予約投稿することはメリットがあると書きましたが、デメリットがないわけではありません。
季節やイベントの情報によっては、期間がずれてしまう
これは記事を書いて投稿するときに注意する必要がありますが、公開する時期に全く需要のない記事を書いて、そのまま予約してしまう可能性があります。
ちょうど書いている時期近くは情報として旬なのに、公開予定日が全く関係のない季節だったりすることが考えられます。
実際、私もネタを思いついたときには少し手前の季節で、今公開したらちょうどのタイミングになる記事をすでにいくつも記事を溜めているので、公開順の最後に回すと全然時期がずれてしまうということがありました。
もちろん、これは公開順を変更したらいいのですが、すでにストックされている記事の数が多いと一つ一つの公開日を確認しながら公開予定記事の日付を変更するので、結構な時間がかかります。
公開したときには、すでに情報が古くなっている場合がある
商品を購入してレビューしたけれど、その商品が売り切れて次の販売がなくなったりすることがあります。この場合、商品紹介のリンクを張っている場合にリンク切れを起こすことも考えられます。
そうなると、記事として情報があるのは問題ないけれど、商品リンクだけが宙に浮くことに。
これが即時公開であればまだ目に触れた(かもしれない)分、公開直後からかっこ悪い記事になってしまいます。
そうなると、公開の間までに後継商品を探すか、記事の公開はあきらめるか、かっこ悪いまま押し通すかのどれかになります。
それでも予約投稿はメリットが大きい
デメリットもありましたが、やっぱり予約投稿するほうがメリットが大きいと思っています。
ネタ切れしたときに次のネタを探す猶予があること。
いきなりブログ運営が止まる不安がないこと。
更新はゆっくりでも、確実にブログを運営しているという自信につながると思っています。
書いた記事は時間を通して公開されていくので、言い換えるなら遠い星の光と同じです。熟成したお酒と同じです。
そんな感じで記事に愛着を持ってブログ運営するのが長く続ける秘訣なのではと思っています。
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