仮面ライダーゼロワン 44話 予告動画
仮面ライダーゼロワン 44話 あらすじ
或人(高橋文哉)がアークとなり、迅(中川大輔)が破壊されたことで憎悪を募らせる滅(砂川脩弥)は、改めて人類に対して宣戦布告。或人のアークとしての行動に動揺するヒューマギアたちも滅の呼びかけに賛同し始める。
各地でヒューマギアによるデモが発生し、混乱する街を鎮めようと与多垣(丸山智己)はA.I.M.S.の出動を要請。ヒューマギアの破壊を命じる。
このままではヒューマギアは人類を敵とラーニングし、対立は泥沼化する。諫(岡田龍太郎)と唯阿(井桁弘恵)は、或人にヒューマギアと戦う意志がないことを釈明させようとするが…。https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/next/
仮面ライダーゼロワン 44話 まとめと感想
今回は、ヒューマギアと人の最終決戦への道を滅が作ろうとし、或人は単に滅だけを倒そうとしているというのが全体的なお話でした。
ただし、或人が滅を倒そうとするというのは、ヒューマギア全体のことに関わるので、意味としては「人対ヒューマギアの対立」構図にさせられていた感じはあります。
そのため、或人が滅と戦わないように、福添副社長がヒューマギアに対して謝罪し、不破と亡が或人を止めにかかり、唯阿はヒューマギアが壊されないようにA.I.M.Sに復帰しました。
天津さんが唯阿復帰を企てたのは、社長最後の仕事としてはよかったです。
逆に暴走しているヒューマギアを実力で止めにかかったZAIA社長の与多垣さん。
結構冷静でだからといって冷たいわけでもなく、論理的なタイプ。
ここで嫌味な役かな~と思っていたら、そういうようでもないみたいですね。
若干全体のアクセントとしての役になっている感じもあります。
ひたすら滅への怒りで戦いに向かおうとする或人に対して、止めに入る不破さん。
そして、同じく或人を止めようとして言葉をかける亡。
本来なら使えないプログライズキーを亡が不破さんに渡していました。
パワー制御ができないまま、不破さんが或人を止めにかかりますが。
ゼロツーに変身して、あっさり撃沈する或人。
どうやったって止められないというか、無理なんですよね、この戦いそのものが。
あえて、戦わせる意味があるのか甚だ疑問。
最初は熱い気持ちの不破さんいいな~と思っていたのですが、ちょっと時間が経つと、冷めて見ている自分がいました。
毎回、そうやって力づく的な止め方をしても、或人はそう簡単には止められない。
もっと別の方法でやらないと意味がないよって。
止め方もワンパターンであれば、止められもしないで終わるので、尺がもったいない感じ。
むしろ、いつも力で止めにかかる不破さんが、別の手段でかじりついた結果それでもだめならわかるんですが。
なんで、ここまで辛口になったかというと、お仕事5番勝負で尺をムダ使いしたから。
コロナのせいで撮影中断がやむを得ず、別の形で提供しようとした6月中の話は別にしても。
少なくとも、5番勝負で10話は消化し、コロナ中の撮影中断でも4話ほど使っているので、ゼロワンに関して言えば、4分の1くらいは話の内容が取れてないわけです。
元々はどういう方向で着地させるつもりだったのかは不明ですが、5番勝負での無駄遣いで、中身が薄まったことは否めませんでした。
なんとなく、44話は全体的に、これが感動だぞ!みたいな感じもありました。
確かに或人をみんなで思う気持ちから、それぞれできることを必死でやっているのはわかるのですが。
或人自身、バディとなるイズがいないので、イズと同レベルの人がいないとどうしても止められないと思います。
それ以上に、福添副社長が土下座したときに一緒になってシエスタも土下座していたシーンは、或人の対比のように見えました。
滅も或人も、アークの力を自ら手にしているところを見ると、アークに操られているのではなく、アークの力を自分のものとして利用してやるくらいの勢いになってきています。
滅の場合は、逆に乗っ取られている感じのときもありましたけれど。
このあたりの何かしらの変化を読み取るには、話としては足りなく感じます。
そして最後の決戦は、どちらもアークの力を利用するという戦い方。
よく考えたら、滅は最初から人類滅亡を目指していることに全くブレがないのですが、或人の正義はどこへやら。
それから、一瞬だけ出てきた其雄さんの意味は。
迅のヒューマギアモジュールが回収されて、唯阿に託されていましたけれど、ここで迅を復活させてどうするのでしょう。
人は1度倒されたらおしまいです。
ヒューマギアも機械ですが、それを個体としてみなしたとしたら、扱いは人間と同じです。
ただでさえ1度迅は消滅して、新たな形で復元されましたが。
ここでもう1度復元することの意味はなんでしょうか。
もしも迅を復活させられれば、滅の無念は消せると思いますが、それなら或人はどうなのでしょうか。
どうやって或人の気持ちはフォローできるのでしょうか。
最終回は想像できない結末のようですが、1年間を無駄にしないようまとめてほしいと思います。
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