仮面ライダーゼロワン 43話 予告動画
仮面ライダーゼロワン 43話 あらずじ
アークワンドライバーを装着した或人(高橋文哉)に近づいたアズ(鶴嶋乃愛)は、或人の心の中にイズ(鶴嶋乃愛=二役)を奪った滅(砂川脩弥)への復讐心=人間の悪意が存在しているとささやく。やがて人類とヒューマギアが争い、全てが滅びる…。その鍵を握るのは或人…!?
ZAIAの与多垣新社長(丸山智己)は、アークとなった或人を潰せと唯阿(井桁弘恵)らに指示。しかし、唯阿はZAIAの指示には従わないと拒否すると、諫(岡田龍太郎)とともにアークを倒し或人を助けると言い放つ。
そんな2人に垓(桜木那智)が「気になることがある」と言いながら行動を共にする。3人はアークワンの前で「或人の心から出ていけ!」とライダーに変身、アークワンに襲いかかるが…!?https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/next/
仮面ライダーゼロワン 43話 まとめと感想
前回はイズ大爆発でした。
今回は迅大爆発です。
或人はイズを失い、滅に復讐するためにアークワンドライバーを使い、仮面ライダーアークワンに変身。
いいなと思ったところは後述しますが、或人が自らアークワンになることを選んで変身したという流れは、どうしても違和感があります。
闇落ちもいい加減にしてねと。
或人は飛電インテリジェンスの社長であり、ヒューマギアの父親に心を寄せ、ヒューマギアことが夢であり「人とヒューマギアが笑って過ごせる世界を作る」という目的があったはず。
それなのに、イズを破壊した滅への復讐心でまさにヒューマギアを潰しにかかったわけです。
或人の信念はいずこへ…?
今回も話が終盤のため、高橋くんの怒りに対する演技に磨きがかかってきたなという印象がありますが、今までそれほど演技に気合が入っていなかったのか?というくらいギャップがあります。
上達しているのは、喜ばしいことなんですけれど。
そして或人が滅を倒そうとし、絶対に止めないといけないと思った迅が割り込んだ結果、迅が吹き飛びました。
今回もナパームの量多くてよかったです。
飛ばされている滅は、とても熱そう。
それと迅を復活させた人物も判明しました。ZAIA本社社長の与田垣さん。
目的は滅の破壊。
去年クリスマスのタイミングで迅が破壊されていましたけれど、その時から滅破壊の目的があったってことですよね。
考えればますます話が複雑になっていきます…
一応滅は父親型ヒューマギアとして開発されたものですが、それは元々飛電製。
それなのにZAIAが滅を破壊するために、迅を復元。
どこかで触れられているのか不明ですが、迅はどういうヒューマギアなのか。
振り返ると、どういう位置づけになっているのか混乱しています。
そして、今回の迅大爆発。
滅と迅の石柱のシーンから迅が別れを告げるまでは、様々な感情が入り交じり、それをすべて絞り出すかのような場面で、とても美しかったです。
今回は田崎監督でしたが、心に染み込むような表現ができるのは、田崎監督だからかもしれません。
迅を抱きかかえる滅と、滅を救おうとした迅との対面シーンは、珠玉でした。
ファルコンの羽根が一つずつ消えていくのも、命のカウントダウンですよね。
そして、迅が滅を父さんと呼ぶところ。
せっかくのいい場面なのに、父さんらしいことって滅はしていたのかっていう今までの流れが足りないので、もったいなかったです。
本当にいいシーンなんですが。
とにかくもったいない。
迅を幾度となくかばおうとしていた滅の姿はありましたけれど、それ以外の親子的要素がないので、例え見た目が近い年齢だとしても親子感を出すには、何かしらもっと二人のエピソードがあればよかったのにと思います。
残り2話。
自分から闇落ちした或人が、どうなるのか。
イズというバディなしで、立ち上がれるのかが焦点かなと思います。
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