本人役の大和田伸也と暗殺ちゃんから目が離せない11話の感想です。
仮面ライダーゼロワン 第11話 予告動画
仮面ライダーゼロワン 第11話 あらすじ
大和田伸也(大和田伸也)が飛電インテリジェンスのドラマプロジェクトから降板すると言い出した。理由は、俳優型ヒューマギア・エンジ(崎本大海)の芝居に厚みが感じられない、から。そんな大和田を或人(高橋文哉)は必死で説得する。
一方、滅亡迅雷.netは暗殺ヒューマギア(松村龍之介)を新たに復活させると、滅(砂川脩弥)は暗殺の標的を「大和田伸也」と命令する。そして、自らはゼツメライザー、ゼツメライズキーを手に、控室にいるエンジに近づいて…!
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仮面ライダーゼロワン 第11話 ゲスト出演者まとめ
主な出演で目立っていたゲストは10話の感想で紹介済みです。
そろそろ追い込まれてきた飛電インテリジェンス
10話でZAIAの社長の顔がお目見えしましたが、唯阿の正体も11話で完全に身元が明かされました。
「ZAIA社員でA.I.M.Sに出向」
世間一般にはよくあるやつですね。
ある組織に足りないものを別の組織から送り込んで、組織内を強化するっていうパターンです。
不破の位置づけが、今の時点では不明なのですが、唯阿がZAIA社員が基本なので、不破とは別個というのがはっきりしました。
技術顧問と言いながらも、結局はZAIA社員なわけですから、プログライズキーの認証を簡単にさせなかったのも納得です。
また、A.I.M.Sの技術顧問が唯阿である限り、ショットライザー等のライダーシステムの全てはZAIA提供ということになるわけですね。
そんなZAIA社員の唯阿ですが、或人を呼び出しZAIA社に連れていきました。
訪問先はZAIAの社長宛て。
AIや宇宙開発に取り組むトータルカンパニーで、手広く事業をやっていることから、飛電以上に大きな会社の位置づけでした。
ZAIAの殺風景な社長室も手をかざしただけで風景が変わり、或人もびっくりする技術のようです。
でも床から現れたお茶セットとテーブルは本物。
最初から床に自動的に仕込んでいるのでしょうか。
それから気になったのが、名刺交換シーン。
天津はきちんと両手に持って名刺を取り出して、自分の名前を名乗って挨拶していました。
が、或人の返しが、「えー!社長なのに大丈夫か?!」っていうくらい軽い。
元々会社員ではないから、この設定だとは思いますけど。
これをやったらまずいでしょは
- 名刺を切らしている
- 受け取った名刺を口にくわえる
- 電子名刺をそのまま相手の端末に投げつける
- 名乗らない
電子名刺そのものは、現実にはまだ普及してないと思いますので、なかなかないとは思いますが、名刺を切らしてたり、名乗らないのはビジネス上あり得ないので、よい子は真似しないでねっていうところですね。
現実にいたら、ただの失礼なヤツですよ。
特に口にくわえるのは、ありえない。
そんな軽い挨拶の後に、天津から切り出された話が「飛電を売ってほしい」という話。
喉から手が出るほど欲しい技術が飛電にある可能性が考えられますが、祖父から譲られた会社をそう簡単に手放すわけにはいかないわけで。
天津が飛電をほしいというのと同時に滅亡迅雷.netが天津の思惑通りに動いているのを見ると、何かが隠されているのだろうと思わされます。
暗殺ちゃんと迅の位置づけが変わりつつある
1話で狂ったように引き金を引いて目を引き付けた迅ですが、5歳児の設定のまま、変わらずに振舞っています。
それとは反対に壊されながらも学習し、バッグアップから復活してくると、暗殺ちゃんは以前の個体よりもより能力を高めてきていました。
それを見た滅は、暗殺ちゃんが成長していることを迅にほのめかし、迅は成長していなことを突き付けていました。
これに対する迅の反応がかわいい。
「もう滅の言うことなんて聞かない」
暗殺ちゃんが変な学習をして、エンジを壊そうとしたのを告げ口したのに、滅に取り合ってもらえませんでしたしね。
えーえー、子供によくあるやつです。
そして、親も兄弟で比べがちな話です。
迅が言っているのは、ただの甘えだと思いますが、個人的には滅の言うことなんか聞かずに、さっさと或人側に寝返っていただいてもいいですよって思います。
暗殺ちゃんが成長してくると、迅の役割がどうなるかっていうのがポイントにはなると思うのですが、しばらくこの関係を見守るしかなさそうです。
今回、大和田伸也を暗殺することを命じられて、「師匠、暗殺」とインプットされていた暗殺ちゃん。
すごく矛盾しているんですよね。
師匠なのに暗殺する。
なんで師匠を暗殺するんですか?っていう疑問が出るんですよね。
暗殺ちゃんは師匠に対して何か思ったからこそ、師匠を師匠として受け取っていたはずなのに。
師匠だけど暗殺できるのは、バッグアップ復活後に何かインプットされていそうな気がします。
そして、実際に大和田伸也を暗殺した後に出てきた
「ラーニング、完了」
暗殺ちゃんが、大人っぽくなってるんですけど!!
完全に何か目覚めてません?
気になるのが、以前唯阿が暗殺ちゃんに何か仕掛けていたことがありましたが、あの仕掛けと滅亡迅雷.netの行動と絡んでくると、ZAIAが裏で滅亡迅雷.netに仕込んでいるようにしか見えないのですが。
ヒューマギアがせっかく理解されたと思ったのに
前回大和田伸也がヒューマギアには人間の厚みがないといって、撮影を降板しようとしていましたが、結局は何をやっても積み重ねでしかないことは同じだと或人に言われ、撮影続行。
エンジも新しいものに変えられているので、一からやり直しになりましたが、育てることが大事なのだと理解している大和田伸也もそれに応えようとしていました。
ようやくこれでうまく行くはずだったのに。
発砲シーンで放たれた弾は、背後から撃った暗殺ちゃんの銃によるもの。
劇中で大和田信也が倒れたのか、本人が撃たれたのか混乱しますけど。
これがきっかけでヒューマギアが人を傷つける存在として、しかも飛電の責任が完全に問われてしまいました。
それから、ずっと気になっていたのが、暗殺ちゃんの額の印。
あれは、やっぱり飛電のマークですよね?
他社製ヒューマギアを見たことがないので不明ですが、飛電製のヒューマギアについているマークと同じマークが暗殺ちゃんの額にあるんですよね?
もしも暗殺ちゃんの躯体が飛電製なのであれば、在庫はどこから来たんでしょうか。
滅の強さが手強すぎて歯が立たないゼロワン
滅本人の不気味さもすごいのですけど、仮面ライダー滅に変身したときの強さがハンパないですね。
わざわざスーツアクターを高岩さんにした理由がわかるような気がします。
あまりにも手強すぎて、前も苦戦していた或人が繰り出したのが、ブレイキングマンモス。
あの巨大ロボです。
しかも巨大化したプログライズキーでプレスしようとしますが、これでイケるのかと思ったら、滅が変身したときのスコーピオンが守護するかのように耐えていました。
簡単にやられてしまうようであれば、話は続きませんので、滅が倒れることはないにしても、各段に滅のほうが力が強く、ゼロワンの力では太刀打ちできないことを見せつけていますよね。
反対に、ゼロワンのほうが退場してしまいそうにも見えます。
全く歯が立たないといえば、仮面ライダージオウ、オーズ編で檀黎斗王の城の前でジオウとゲイツが戦ったシーンを思い出します。
最初はゲイツのほうが兵士として強そうに見えたのですが、オーズ編ではいつの間にかジオウがゲイツを凌駕するほどの動きで、ゲイツがやられていました。
あの時も、高岩ジオウと縄田ゲイツの戦いなのですが、縄田ゲイツが高岩ジオウの力と動きにやられっぱなし。
この先、縄田ゼロワンが高岩滅に苦戦することは目に見えていますが、そのまま高岩滅が退場するのかが気になるところです。

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