とうとう令和の仮面ライダーが始まりました。
予告や制作発表を見ていて、テーマがAIだったので、SF好きとしては始まる前から期待大。
待ちに待った仮面ライダーゼロワン第1話の感想です。
【仮面ライダーゼロワン】 第1話 予告動画
【仮面ライダーゼロワン】 第1話 あらすじ
売れないお笑い芸人の飛電或人(高橋文哉)は、今日も遊園地で芸を披露するものの全く笑いをとれない。その一方で、祖父の会社・飛電インテリジェンスが開発したお笑い芸人型のAIロボ=ヒューマギアはバカウケ。或人は、支配人の根津(金田明夫)からクビを言い渡されてしまう。落ち込む或人の前に、飛電インテリジェンスの社長秘書というヒューマギアのイズ(鶴嶋乃愛)が現れるのだが…。
https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/next/
画面からあふれ出るターミネーター感
人工知能搭載ロボットヒューマギアが、暴走し、人間を滅亡させる設定っていうのと、むき出しのロボットが一斉に襲いかかってくるシーン見てたら、映画ターミネーターしか思いつきませんでした。
さすがにターミネーターは未来要素を含んでいるため、ゼロワンではそういう展開はないと思いますが、一瞬見たときの感想はまさに「ターミネーター!」でした。
AIがテーマのものはたくさんありますが、最初に見たイメージがターミネーターに近かったです。
ノーマルなヒューマギアの素体は表情はないものの目がかわいいので親近感あるのですが、一度暴走すると全く顔がわからなくなり、むしろ恐怖を感じるデザインになるのもよかった。
すでに1話目から情報がてんこ盛りすぎて、最初からクライマックス
主役の高橋くん。
まだ俳優始めたばかりなのに、なんかめちゃベテランぽくないですか?
仮面ライダーの第1話なので情報量が多いのだけれど、主人公の飛電或人の「人々を笑顔にする」と言う夢が彼のキャラクター、ヒーローとしての資質、作品のテーマを分かりやすく伝えていて非常に見やすかった。#仮面ライダーゼロワン
— shoryu (@shoryu38) September 1, 2019
仮面ライダーになってしまうときにも、すでに怒り爆発させて、勢いでライダーに変身。
俺様キャラが来てしまい、この先1年がすごく楽しみすぎます。
寒いギャグを堂々とやり、ウケないときの顔。
高橋くん鼻で演技するから、イケメンなのに崩した顔で笑いが取れますよ。
表情豊かで演技も結構上手い
序盤からでも違和感なく見れそう
個人的に声も好きです#仮面ライダーゼロワン pic.twitter.com/FXfKP4PoCa— 針鼠兎 (@828675a) September 1, 2019
むしろ、ギャグではなく顔芸芸人のほうが向いていそう。
そうは言っても、ベルトを使った以上は社長で仮面ライダーになるので、この後お笑いしてくれるかは不明。
でも、時々ネタを挟んでくれたらうれしいな。
ゼロワン01話、よかったですね!
或人の真っ直ぐな性格、爽快感のあるアクション、そして半年後くらいに頭が痛くなりそうな伏線の数々…令和ライダー1発目に相応しい、素晴らしい初回放送だったと思います
#仮面ライダーゼロワン#nitiasa pic.twitter.com/V7hJ5scRtf— 📕アンタレス⚔ (@Antares_917) September 1, 2019
話の中で、或人パパはヒューマギアだっていうのもわかるので、今後重要な要素になりそうなところにも期待しています。
ヒューマギアのシンギュラリティはどこにあるのか
ずっと気になってたシンギュラリティというキーワード。
ヒューマギアが暴走させられるのは、シンギュラリティを利用していることが判明しました。
仮面ライダーゼロワンすごい軽快にスタートしたけど、1話から人間を笑顔にすることで喜びという感情が生まれたAIがそれを利用されて怪人にされ、怪人化したAIは破壊するしかないというクッソ重い展開かましてきたので、今後のストーリーも期待できますね…
— スズキダイチ🚪ヒロイック・コンプレックス連載決定! (@chixida1106) September 1, 2019
なかやまきんに君がロボでありながらも人々を笑わせる事に真剣だっただけに、一度マギアにされたら元に戻れず破壊されるしかないというのが救いが無くて辛い… #仮面ライダーゼロワン pic.twitter.com/N3AtAozTi8
— k-za(イラスト勉強中) (@kza94307810) September 1, 2019
滅が、言っていたセリフ。
ヒューマギアのシンギュラリティを悪用し、それにより人間を滅亡へと導くわけですが、迅が友達になってといいながら腹筋崩壊太郎へ近づき、ベルトを装着していました。
何を察知して迅が自我に目覚めたヒューマギアに近づけたのかは不明ですが、腹筋崩壊太郎が舞台裏で、自分のネタでお客さんを笑わせた回想シーン。
あのとき、ふと腹筋崩壊太郎が何かしら感じ取っていたように見えたところ、あれがもしかしたらヒューマギアが自我に目覚めた瞬間なのかと思いました。
次回以降、どういう形で表現されるのか不明ですが、そこにも注目したいと思います。
CGの使い方がわくわくする
腹筋崩壊太郎がくすくすランドで暴走を始めているタイミングと同じくらいに、ゼロワンの変身ベルトが飛電社で作られていました。
あの、ベルトの製作中、いくつものアームが伸びてきては、ドライバーを構築し最後に色まで塗っていたのですが、あのあたりのシーンはアームの滑らかな動きがきれいでした。
とにかくCGフル活動でした。
或人が変身するときに現れたバッタのCGも飛び跳ね方の動きにキレがあり、それが分解されてゼロワンのパーツになって変身完了するシーン、ドキドキしました。
#仮面ライダーゼロワン
このバッタ、可愛い…可愛くない? pic.twitter.com/E0P0ExB83H— Zacky🍋 (@Zacky640473061) September 1, 2019
一つ一つの動きのキレ感、ベルト制作のアームもそうですが、バッタモチーフの動きもびしっと決まっていて、とにかくかっこいい。
それから面白かったのが、攻撃スタイルの表記。
エグゼイドみたいにデカイな#仮面ライダーゼロワン pic.twitter.com/vyQOXi9fbb
— ゼロ✨ツヴァイ (@HEROes_KR_net) September 1, 2019
明らかに文字で必殺技を書いているって、ポケモンサン&ムーンみたいな感じですけれど。
効果音だけで必殺技を言われているよりかは、文字で見るほうがわかりやすい気もします。
いつも効果音に埋もれていて攻撃名の聞き取りって難しかったりするので。
縄田さんのアクションが美しい
平成ライダーは高岩さんが1号を務めていましたが、ゼロワンからは縄田さんが1号ライダーになりました。
前作ジオウでは仮面ライダーゲイツとして演じていましたが、ゲイツ推しの私としてはゼロワンに縄田さんが入ってくれるっていうのはとても気になっていたところ。
実はPVや予告を見ていたときに、高岩さんぽい動きじゃないなと思っていたら、新作発表時には縄田さんというのを知って、あのとき思ったことは間違いじゃなかったって密かにうれしかったです。
そして肝心の動く縄田ゼロワンですが。
スタイリッシュ!
細い!
アクションが滑らかで動いたときのラインがきれい!
高岩ライダーが力の動きだとすれば、縄田さんのライダーは流れるような軽さです。
高岩さんは、かなり独特の動きで、一目見ただけでわかるんですよね。
腰の落とし方だったり、手の止め具合とか、蹴りの角度とか。
まるでパントマイムのように、どこか壁を作っていて、その壁に当たるようなアクションをしているのですが、縄田さんはそうではありませんでした。
前作ジオウで仮面ライダーゲイツを演じていたときは、どちらかというと骨太でやや重たい感じがしていました。
それは恐らくゲイツというレジスタンス兵士が変身したときに、兵士としての動きとして重さを持たせたのかなと見ています。
それに対しゼロワンの動きは、バッタがモチーフということもあるのか、縄田さんの動きがとにかく軽いと思いました。
そしてしなやか。
動きが一つ一つ止まるのではなく、連続して流れていき、しかもスーツのラインがどれもきれいに見えるんですね。
それから、或人が必殺技を繰り出した後に地面に着地したときに地面を割った上にさらに足をひねって転んだ動作のシーン。
瓦礫の上を転げ落ちるように滑り、そのまま下に落ち込んでいきましたが、あの動きの流れが、やたらきれい!
美しく崩れ落ちるゼロワンでした。
縄田さんの動きが美しすぎるので、毎週のアクションもしっかり楽しみたいと思います。
迅の狂った演技が最高
滅亡迅雷.netの滅と迅。
滅のほうは得体の知れない雰囲気でしたが、迅はどちらかというと子供っぽさを残した感じ。(精神年齢5歳設定)
この二人から目が離せません。
仮面ライダーよりも、敵キャラのほうを推してしまいそう。
特に迅がかっこいいので注目していたのですが、1話目からこんな演技するの?!と驚きました。
迅の拳銃は、ロアーにレイルフレームかませたガバメントあたりか?
シルバーのリングハンマーにカスタムトリガーだね。
分かるのはこれくらい#nitiasa #仮面ライダーゼロワン pic.twitter.com/Dn9bMl01DZ— ぶーまな@Power maker 44 (@gkak_bmna) September 1, 2019
自分に襲いかかろうとした暴走ヒューマギアをねじ伏せて、引き金をひいたとき。
ここの笑顔が完全にヤバかった。
狂ってるんですよ、すでに。
この後、どういう声や表情で演技してくれるのかが楽しみで仕方ありません。
その他気になるところがあってまとめきれない
A.I.M.Sの主要メンバー刃と不破ですが、どっちも強いというか。
絶対この後に完膚なきまでに敵にボコボコにされて、自分のやり方指摘されて、心入れ替えて良い奴になって、そのままネタキャラ街道まっしぐらに走る系の人だな諫#仮面ライダーゼロワン pic.twitter.com/4Qy7Z3WBaT
— 針鼠兎 (@828675a) September 1, 2019
指令側が刃唯阿で、実動が不破諫のようですが、どうにもできなくなった暴走ヒューマギアを唯阿の指示を聞かずに諌が「俺がぶっ潰す」と言って、がんがん攻めていましたね。
俺様キャラ、ここにもいますよ。
ぶっ潰すって聞くと、猿渡一海を思い出してしまいますが、そういう熱いの大好きです。
それから、ちょっと気になったのが唯阿が諌を呼ぶときに、「ふわ!」って言うのですが、発音がスタートゥインクルプリキュアの「フワ」そっくりなんですが。
劇場版仮面ライダーキバの魔界城の王でも机なつきが渡のことを「紅くん」て呼ぶ発音も気になってたんですが、ゼロワンの「フワ」は、まさにスタプリのまんまなんですが。
なんで「不破」じゃなくて、「フワ」なんだろう。
そのうち、大きな声で「フワー!」って呼んだら、あのモフモフした妖精が飛んで出てきそうな感じです。
それと、OPが気になりますね。
だいたい導入があってからOPっていうパターンのことが多かったのですが、ゼロワンの初回はそのまま話が始まって、OPがないまま。
話がクライマックスになり終盤へ向かうときにエンドロールが流れて、最後のほうに1話目のタイトルが。
このパターンだと、フェーズの切り替えのときか最終回の流れなんですけど、ゼロワンてずっとこれでやるんですかね?
主題歌がすごく気になってて、OPの絵も楽しみにしているので、なんとなーくEDが流れているみたいな雰囲気だと、ちょっと物足りないです。
2話目以降でいいから、OPの絵がほしい。
まとめきれないことばかりですが、1話目からおもちゃ箱をひっくり返したようなワクワクがたくさんあって、2話目以降このままどんどん昇って行ってほしいです。

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