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8時間労働って長くないですか?生活時間から可能な労働時間を逆算してみました

暮らし

就職したての頃は、自分だけのことをしていればよかったので、労働時間が8時間というのは気になりませんでした。

しかし、結婚して独立し子供が生まれると、何もしないで家の中が回るわけもなく。

最低でも子供に何かしら食事は出さないといけない。
最低でも溜まった汚れものは洗わないといけない。
などなど。

確かに、そこまでやらなくてもいいよっていう家事もたくさんあるので、あまりがんばらないようにしているのですが、以前同様に8時間労働でやって行こうと思うと無理だなと思いました。

家事の時間込みの生活を考えた場合、8時間労働では生活する時間が足りないのでは、という点についてまとめます。

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労働時間+通勤時間=家庭以外の拘束時間

8時間労働が長いか短いかは労働時間だけ見るとわかりづらいですよね。
1日の3分の1だけですので。

そこに通勤時間がどれくらいかかるかと足してみたらどうなるでしょうか。

仮に通勤時間を片道1時間と仮定した場合、

8時間+2時間=10時間

となります。

そこでここに休憩時間1時間を加えたら、11時間です。

何かおかしくないですか?

11時間となると、1日の半分近くの時間を取られてないでしょうか。

睡眠時間をさらに加えて残りの時間を計る

 

統計局ホームページ/平成28年社会生活基本調査 47都道府県ランキング

このサイトから全国の睡眠時間の平均をファイルとして見ることができるのですが、全国平均は7時間40分でした。

人によっては6時間の人、8時間の人それぞれですがこの平均値をベースに考えます。

先ほど、すでに拘束時間が1日11時間としたので、ここから睡眠時間を除くと、

13時間-7時間40分=5時間20分

が自由に使える時間として考えることができます。

5時間20分もあれば、何かとても余裕があるように見えますよね。

でも、本当にそうでしょうか。

家事の時間が結構長い

統計局ホームページ/平成23年社会生活基本調査

 

ページの中に女性の家事時間が

家事関連時間(週全体,10歳以上)は男性42分,女性3時間35分

とありますので、平均でも1日のうち3時間は軽くかかっているということなります。

統計データは以下のPDFから見られます。

http://www.stat.go.jp/data/shakai/2011/pdf/houdou2.pdf

家事の時間に関しては、急激に時間が伸びているところは結婚や出産によるものと考えることができます。

残りは5時間20分でしたので、家事の時間を引いてみると

5時間20分―3時間35分=1時間45分

自由に使える時間として1時間45分というのが出てきます。

これもまだ2時間近くあると見ますか?

家事の時間も引いたので、他の生活の活動を考えると、

  • ご飯を食べる
  • お風呂に入る
  • 歯磨きをする
  • トイレに入る

というのがありますよね。

食事の平均時間ですが、1時間39分。単純に3で割ると1食あたり33分です。
そのうち1食は仕事中と考えた場合、2食で66分。約1時間取られていることになります。

残り1時間45分のうち、1時間が食事になりました。

45分まだ残っているのですが、お風呂、歯磨き、トイレで全部込みにしたとして45分しかありません。

女性の場合、化粧をしたりする時間も考えると残り45分で身の回りのことは本当に可能でしょうか。

もう一度話を元に戻すと、8時間労働だった場合の計算をしているだけですので、実際には、何かの時間を他に回しておいて、時間のかけたいものとかけないものに分かれると思います。

8時間労働では、家庭の運営は難しい

私自身の話になりますが、出産前までは8時間労働でやっていました。
変則的な部分もあり、朝早くに出勤することもあれば、夜遅くまで残業することもよくありました。

しかし、出産してからは勤務時間を変則的にするだけでなく、通常の勤務時間ですら働くのが難しいと感じました。

理由は、子供の生活時間を中心に考えると、その時間を逆算して動く必要があるからです。

大人であれば夜遅くなったとしても、ご飯を食べるのも時間をずらせます。
何時までに仕事を終えて、そこまでは我慢するという見通しを立てたり、ある程度の空腹には耐えることができるからです。

また、睡眠に関しても、毎日ではなくても夜遅い日が続いたとしても体力的な面から一定の期間耐えることも可能でしょう。

ですが、子供を育てている場合には、大人のような生活の時間は難しいと思います。

子供の理想の睡眠時間は

さて、子供として望ましい睡眠時間についてですが、以下の時間が理想とされています。

1〜3歳 12〜14時間
4〜6歳 10〜13時間

未就学の子供の場合、年齢にもよりますが平均12時間くらいでしょうか。

現実的に考えた場合、この時間を通して寝るといよりは、お昼寝も含めてです。日中は保育園に行っていれば、2時間程度確保できますので、家での睡眠時間として考えると、9時間から10時間程度あれば問題なさそうです。

最短で9時間と考えた場合、子供が21時~6時で睡眠時間を確保できればよいことになります。

睡眠時間と食事時間を含めての子供の生活時間

夕飯の提供時間から逆算した場合

21時就寝とした場合、食事と入浴は何時くらいにできればいいでしょうか。

時間を詰めて生活するのではなくて、子供の理想の食事開始時間のこともあります。

また子供はお腹を空かせますし、その分食事を必要とします。おやつの時間がないと昼食後に何も食べずに夕食というのは空腹時間が長いため、よくありません。

おやつをだいたい15時前後としても、その後はまた時間が経過することでお腹が空いてきます。

子供の感覚で訴えてくるのは、だいたい18時前後くらいから。
もっと早い子もいるかもしれません。

そうなると、子供が「お腹が空いた」と言ってくる時間にはなるべくであれば夕飯を出したいところです。

これがだいたい18時~19時前後だと仮定した場合、いったい何時から夕飯の準備をしたらいいのでしょうか。

夕食の準備平均としては30分~1時間程度が最も多いようです。

最大で1時間かかるとした場合、17時~18時前後には調理を始めないと間に合いません。

17時から調理開始であれば、自宅にはその時間にいないといけないわけですから、ここでもう勤務時間が8時間だった場合には無理が生じます。

仮に最短の30分だった場合でも17時半にしかずれません。

勤務時間が9時~18時であれば、家庭で提供したいとしても、もう間に合いませんよね。

全てにおいて、家庭のみで運営せずに時短できるようにいろいろなものを工夫して取り入れることでやりくりをすることは可能ですが、子供の生活のリズムを大人に合わせないといけないレベルというのは本当にいいことなのでしょうか。

まとめ

子供が成長して大きくなり手がかからなかったとしても、家事や支度に必要な準備の時間を差し引いたときに足りなかった結果を考えると、本当に8時間労働が適切なのかは疑問です。

 

こちらの本は、子供の睡眠についてわかりやすく解説されています。

睡眠に関して、子供の成長と発達について理解しておくのもいいですよね。

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