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パナソニック食器洗い乾燥機 NP-TA2レビュー 

暮らし
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長年使っていた食器洗い機が不調になりました。

蓋を開けずとも、洗浄後に回りに水が流れていて、どうもパッキンか何かが劣化して水漏れするようになったようです。

以前使っていたのは旧ナショナルの「スリムタイプ 食器洗い乾燥機 NP-60SS5」でした。

購入して10年は経過しています。

一度モーターに不具合があり、修理してもらって使っていたのですが、さすがに生産も終了していますし、パッキンを交換するだけとなるよりは新しいほうがいいだろうということで買い替えることに。

ですが、現行の食器洗い機は置き型タイプのものはほぼパナソニックのみなんですね。

家族5人分の食器を洗うには前に使っていたナショナルと同じくらいの容量が必要となるので、そのまま使えそうなパナソニック以外選ぶことができませんでした。

新しい食器洗い機を使ってみて、感じたことをレビューします。

 

スリムタイプ 食器洗い乾燥機 NP-60SS5とNP-TA2の比較

以前に使っていたNP-60SS5と新しく購入したNP-TA2のサイズ感の違いをまとめました。

 

NP-60SS5 NP-TA2
H54cm
W55cm
最大H59.8cm
前脚幅49.6cm
後脚幅42.3cm
ドア解放時前幅52.9cm
奥行;27.8cm~33.5cm
H59.8cm
W55㎝
前脚幅48.9cm
後脚幅43.2cm
ドア解放時前幅56.5cm
奥行30.1cm~34.4cm

全体的に見るとNP-60SS5のほうが若干コンパクトに作られています。

 

公式サイトに本体の画像がありますが、真ん中から蓋が上下に分かれるので、上の蓋を跳ね上げた最大の高さが59.8cm

もともとの高さは54cmと、実は5センチほど低くなっています。

そのためNP-TA2が最初から59.8cmある分、中に入れる食器のサイズに融通が利きそうな期待があります。

 

パナソニック食器洗い機NP-TA2はどんな感じ?

購入したNP-TA2以外、2019年5月時点でも2種類の食器洗い機が展開されていて、後は高温洗浄かナノイー洗浄かという機能の違いです。

機能の分、若干価格も異なりますが、選択肢は3種類しかありません。

選びようがないなかで、購入したNP-TA2ですが、前に食器洗い機を設置していた場所にそのまま設置しました。

どん。

シンクぎりぎりまで迫り来る幅をわかっていただけますでしょうか。

実はNP-60SS5のほうが奥行も小さかったので、シンク手前にはまだ土台が見える状態で設置されていました。

NP-TA2はその余裕すらなく、ぎりぎり置けたかなという感じ。

もちろん購入前に設置可能かどうかサイズを測っているので置けないことはないのですが、ここまでぎりぎりになると、サイズ感が全く違います。

また、高さもキッチンの保管スペースの高さぎりぎりで、もうちょっとでぶつかるんじゃないかという高さです。

NP-60SS5はNP-TA2より5㎝ほど低いので高さに余裕がありました。扉が上に跳ね上がるので、扉を開けた高さとNP-TA2の高さが同じ高さになっています。

食器洗い機庫内の写真です。

NP-60SS5は扉を開けると、上下にそれぞれ扉が開く、観音開きの状態だったのですが、NP-TA2は真ん中の扉開放ボタンを押すと、2枚の扉が全て下へ降りるようになっています。

観音開きだったNP-60SS5より解放感がある感じで、出し入れしやすいように見えますよね。

購入後に入れ替えて、すぐに使い始めたのですが、NP-60SS5はいろいろメニュー選択できたのに、NP-TA2はそういったメニューはありません。

食器を入れたらスタートを押すだけ。

ユーザーが食器洗い機に機能を求めなかった結果、シンプルなものになったのかもしれません。

何も考えずにスタートだけで済むのは確かに楽ですね。

洗剤も入れる場所の指定はなく、食器洗い機の下のほうに入れるだけ。

シンプルすぎるくらいシンプルです。

下段には大きい食器や平たいお皿、上段は小さめのお皿やコップなどを入れるようになっています。

実際使ってみてどうなのかなんですが、現行モデルにいつから変わったのかは不明ですが、食器を置く場所として非常に使いづらいです。

というのも、右側の平たい皿を置く場所は、セパレートの部分の幅が狭く、まっすぐなお皿であれば指定枚数を置くことが可能ですが、ちょっと湾曲したお皿ですと、このスペース全部を使うことができません。

写真の中で入れているお皿は2枚ですが、この間に似たようなお皿をつめようとしても、前の皿に覆いかぶさるような幅が取れず、皿そのものを入れることすらできません。

NP-60SS5はこのお皿を立てる場所にある程度幅があったのと枚数も1枚ほど余分に取られていたので、湾曲したお皿以外にボウルも入れて洗うこともできました。

NP-TA2の場合は下段右側のお皿立てに深いタイプのボウルは入りません。各爪の幅がせまいので、ボウルを入れようとしても入っていきません。

箸ケースと反対にもお皿を立てられる部分があるのですが、土台が浅いのかここに皿を入れても立たせにくく不安定です。

本来箸立てのほうに皿の底面を見せて立てるのを想定しているのでしょうが、立ちにくかったので反対に向けていれています。

下段左手はお椀やお皿などが置けるはずですが、こちらも立たせる爪の高さがあまりないので、味噌汁のお椀やお茶碗などが全く立ちません。

逆に上段であれば、うまく引っ掛けられるようにできているので、小さめのお皿、お茶碗、味噌汁のお椀などは全部上のほうに乗せることになります。

下段は不安定すぎて味噌汁を入れるようなお椀の場合、なぜか爪に引っかからずそのままお椀が下向きになってしまいます。

とにかく、下段左側にお皿を乗せるには、そこに乗るお皿でないと無理そうでした。

箸などを入れるケースですが、こちらは細いスペースと幅広のスペースがあり3つに区切られています。

細いスペースのほうにはフォークやスプーンなど持ち手が平たいものを入れるためのところだと思いますが、こんなにスペース区切らなくてよかったんではないかと思うくらい、細いスペースが役に立ちません。

子供用のスプーンなどは持ち手が丸くて太かったりするので、細いスペースには入りません。

箸もここには入らないので、幅広いスペースしか使えないんですね。

もちろん、カレースプーンみたいに持ち手が平たい食器であれば入れることはできますが、どんなものでもある程度入るようにするならば、細いスペースはないほうがよかったかなと思います。

NP-60SS5は箸ケースには細いスペースはなかったので、ある程度余裕もあり、適当に箸やスプーンを入れてもうまく入ってくれました。

新しく買い替えた食器洗い機NP-TA2は以前のNP-60SS5に比べると、高さが5cmほど高くなりました。

蓋を閉めた状態の写真。

シンクぎりぎりと前述しましたが、上もギリギリです。

キッチンの食器を保管する棚のすれすれに食器洗い機の天井が来ます。

これでもすき間がないわけではなかったので、設置することができましたが、大きな問題がありました。

写真をよくみると、棚の板がなんとなく浮いているのがわかりますでしょうか。

今までこの棚の部分は浮いたりしていなかったのですが、NP-TA2を使い始めてからしばらくして気が付きました。

今までは、こういうことはなかったのですが、恐らく棚と食器洗い機のすき間がほぼなくなったために、そのまま板に蒸気があたり板が剥がれてきたようです。

もっと早くに蒸気のことを意識していれば、こういうことにはならなかったのですが。

対策としては、蒸気を飛ばすために食器洗い機の前に扇風機を置いて送風することで、湿らないようにしました。

ただし、使っている扇風機がタイマー機能がないので、洗い終わった後に止めに行く作業が手間になります。

食器洗い機って夜使うと、寝る前にセットしてみたいな方法を取ることが多いですが、一晩中意味もなく扇風機を回しているのももったいないので、目が覚めたタイミングで止めるようにしています。

地味に面倒ではあります。

それでも、この状態に気づいて以降は、必ず扇風機をかけることでこれ以上棚の状態を悪くしないで済みましたので、蒸気を飛ばすのは大事ですね。

もちろん、設置場所に余裕があればいいのですが、こればかりは家の作り上無理なので仕方ありません。

 

まとめ

NP-TA2を実際使ってみた感想として書きましたが、正直、前のNP-60SS5のほうが使いやすいと思いました。

パナソニックでの現行モデルが大きいタイプは3つしかなく、他社メーカーもほぼありません。設置型タイプで選ぶには限られた選択肢の中からしか選べません。

実際使ってみて思った以上に前のタイプとは異なったので、これから購入される方は、「買ってみてがっかりした」とならないようにご注意ください。

やっと新しい食器洗い機が来ると思ってみても、家庭で使っている皿がうまく入らないこともあるので、この記事が参考になれば幸いです。

 

 

プチ食洗という3人向けのもありました。

 

旧モデルよりも小さいので、我が家にはこれだと全く足りません。

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