夏休みにプールに行ったら、最近はビニールシートよりもワンタッチテントがひしめいていました。子供も中でくつろいだり、食事をしたり。もちろん屋根があるので何よりも日焼け防止になると思って、ワンタッチテントを購入しました。
もともとはプールで使う予定だったのですが、急遽海で使うことになり、砂の汚れは想定外!
持って帰ったときには、下のシートが砂でざらざら。
触ると細かい砂が手にたくさんつきました。
次に使うときには、このざらざらは気持ち悪い!
なるべく砂を取るべく、掃除しました。
砂をきれいにするのはに一番効果があったのが、ほうきでした。
基本的なテントのお手入れの仕方は拭き取りや水洗い
最初は、濡れた雑巾でテントのシート部分を拭いていました。
普通に掃除するときにも、よく雑巾で床を拭きますよね。
また、テントのお手入れに雑巾できれいに拭き取るというのは、いろんなサイトでも紹介されています。
簡易テントの手入れの仕方はどうする?汚れた時の洗い方や保管場所は?
どこでもよくある方法ですし、家の床掃除も雑巾でやってきれいにできる経験から、ワンタッチテントも同じようにできると思っていたのですが、全然だめでした。
雑巾で拭いても、砂が雑巾につく気配がありません。多少はついているのかもしれませんが、濡れた雑巾で細かい砂を塗り広げている、あるいはこっちにあった砂をあっちに移動させたような状態にしかなりませんでした。
なお、ワンタッチテントの砂まみれ具合ですが、屋根部分の外側と内側に少し、外側の砂袋入れの溝に勝手に溜まった砂があり、下のシートは手で触るとざらざらがよくわかる(でも目でははっきり見づらい)くらいの汚れです。
また海で使う分には目をつぶれるかもしれませんが、プールや公園で使おうとしたら、恐らく残った砂のざらつきが気になるレベルです。
テントを水洗いしたりクリーニングしたりする方法は?
雑巾では取れないので、他の方法としてはテントを丸ごと水洗いする方法があります。
達人キャンパーに学ぶ!テントの水濡れ・汚れ・カビの賢いメンテナンス方法
ただし、テント丸洗いになると、まず骨組みが分解できてテントの布が全部取れないことには丸洗いはできません。
ワンタッチテントだと骨組みが一体化されているために、丸洗いができないですよね。
ホースで水を撒いて砂汚れを取る方法も考えてみたのですが、水で濡らしても、どこまで砂を流せるかというのと、作業をこの時一人でやっていたので、テントを持ちながらホースで水を撒くのも難しそうです。
また一度水で濡らしてしまうと、乾かす時間も必要になるためベランダに数時間放置することになります。
風が吹いたりしたらテントが飛んでいくことも考えられるので、ちょっと危ないかもと思いました。
他にもテントをクリーニングに出して、プロにきれいにしてもらう方法もありますが、ただのワンタッチテントにそこまでコストをかけるかというと現実的ではありませんでした。
取れない砂に悪戦苦闘していたが、「掻き出す」「払う」のが効果的だったのはほうき
ホースで水撒きして砂を流す方法は家でやるには現実的でしたが、この時なるべく早テントをしまいたいのと、作業を一人でやらないといけない状況だったのでできませんでした。
どうにかこの細かい砂を取りたいと悩んでいたときに、閃いたのが、「ほうきで掃除する」でした。
幸いにも我が家のベランダには、ベランダ掃除用のほうきが年中置いてあり、それでベランダ掃除をするときに砂を掃き出していたので、使わない手はありません。
ほうきを使った掃除方法ですが、ワンタッチテントについていた砂の具合で掃除の仕方も変えました。
外側の屋根にはほとんど砂がついていないのですが、それでも砂の粒を感じたので全体的にほうきで払い取り。
また、壁部分の砂袋入れには、勝手に砂が入り込んでしまっていたので、こちらはほうきで掻き出すように掃きました。
中の屋根も外側の屋根と同じように払い取っています。
肝心の一番汚れていたシート部分ですが、こちらは奥側から半分くらいまでを念入りに手前に砂が来るように掃きます。
シート半分をきれいにしたら、さらに外に向かってほうきを掃いていきます。
自分がどの位置に立つかは自由ですが、奥から掃くのに奥にいると作業しづらいと感じたので、私は入り口付近で膝をついたまま「こっちおいで」のような形でほうきで掃き出していました。
最後はワンタッチテントの底も屋根同様に軽くほうきで払い落とします。
掃除したときはテントの底は中の状態よりも砂が付いていなかったため、掃除する手間がほぼありませんでした。
ワンタッチテントの種類にもよりますが、シートの縫い目にも砂が溜まっている場合がありますので、砂の多い場所は念入りにほうきで掃いておきます。
まとめ
ワンタッチテントが砂まみれになり、どうやってきれいにしようかと悩みましたが、「ほうきで掃く」というのが、一番簡単で最も効果がありました。
もともと海で使う予定ではなかったため、砂がたくさんついた状態のテントをどうしようかと悩みましたが、また同じ状況になったら迷わずほうきで掃きたいと思います。
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