普段の食器洗いにも固形石鹸を使用しているのですが、偶然にもスーパーで見つけた珍しい石鹸、「坊ちゃん石鹸」。
これ、なかなか定番商品みたいには売ってないんですよね。
1個だけお試しに買うにしてはネットでの購入はハードルが高い!
そこで、偶然店舗で見かけたタイミングで購入しました。
実際に坊ちゃん石鹸を使ってみたので、レポートします。
ピンクのパッケージとトレードマークが目を引く坊ちゃん石鹸
見た目からして、坊ちゃん石鹸のパッケージって濃いですね。
パッケージに男の子の顔。since1924というのが歴史を感じさせます。
この坊ちゃんの顔、キャラクターとしては大正時代からあるそうです。
それにしても、唇が濃い。
成分が石けん素地のみ。説明には用途は食器洗い、洗濯等。
でも、なぜか名称が「化粧石けん」です。
結局、坊ちゃん石鹸は、食器に向いているのか、浴用にも使えるのか。どっちなんでしょうか。
とはいえ、原料が実際石けん素地だけなので、何を洗っても問題なしです。食器洗いはもちろん、洗顔でもお風呂でも使えます。
でも、見た目が食器洗い用にしか見えません。どうしてもこういう白いさっぱりした石鹸のイメージは、パッケージもなんですが、浴用よりは食器洗い用が似合います。
石けんの成分ですが、牛脂とヤシ油を独自配合。
重さは175g。石けんの中では大き目のほうですね。
普段使用しているミヨシ石鹸の白いふきん洗いは135gなので、一回り大きく感じます。
パッケージから出してみると、パッケージと同じ男の子の顔が。
若干刻印が薄いかなという気がします。どちらにしても使ったら消えてしまうので、あまり気にはならないです。
裏面です。釜出一番と刻印があります。
文字の刻印のほうが、しっかりしていますね。
このあたりに坊ちゃん石けんの商品に対するこだわりが見えますね。
出典:坊ちゃん石鹸
いつも石けんを置いているプラスチックケースに置くと、完全にはみ出ました。
このプラスチックケース、実際には蓋の部分を利用しているのですが、ミヨシの石鹸はここにピッタリ収まります。
さすが175gというのと、正方形で作っているのでケースからはみ出てしまうんですね。
パッケージにもありますが、坊ちゃん石鹸は大正時代から作られている石鹸です。
生産業者は宮城県名取市にあります。
地元ではこの石鹸はとても有名で、昔から赤ちゃんから高齢者まで使える無添加で肌にやさしいと愛されてきた商品です。
坊ちゃん石鹸で食器洗い
さて、なぜ坊ちゃん石鹸で食器洗いかというと、用途的には洗濯や洗い物に向いているからと思ったためです。
すでに浴用石鹸ではオリーブ油ベースの石鹸が適していると思っているので、浴用として使う余地がありません。(ここは本当に心苦しいところですが、使い心地に勝るものがないのです)
坊ちゃん石鹸ですが、軽く濡らしたスポンジでこするだけで、いきなり泡が立ってきます。
スポンジはオーエの骨格構造スポンジを使って泡立てました。
オーエのスポンジは目が粗いのですが、このスポンジで石けんを取ると、坊ちゃん石けんの泡もやや大きめで泡立ってきます。
きめ細かい泡がモコモコではなく大き目の泡が薄く緩く包みます。
泡立ちが緩いのですが、洗浄力はしっかりしています。
お皿を軽くこするだけで、するっと汚れ落ち。
洗い流したときは、泡が緩いのですぐに流れてくれます。
気になる食器の洗いあがりですが、プラスチックがキュキュっとしました。
このキュキュっとした洗いあがりですが、洗浄力が高いようで、洗ったあとの手の脂も落ちていて、若干肌がつっぱりました。
これは石鹸の原料に含まれている牛脂が、つっぱりの原因になっています。
実は牛脂は、ステアリン酸とパルミチン酸という脂肪酸を多く含んでいます。この脂肪酸は皮脂を落とす力が強いので、肌がつっぱったと思われます。
普通肌~油性肌の人には向いているのですが、日ごろ水仕事をしていて乾燥しやすい手には、刺激が強いかもしれません。
洗浄力が高いので、洗顔やシャンプーに使うときは乾燥肌の人は注意がいりそうですね。
逆に、この洗浄力で安心して油汚れをガツンと落とせるというのがわかりました!
コラボした坊ちゃん石鹸
坊ちゃん石鹸ですが、コラボ商品もあります。
出典:坊ちゃん石鹸
こちらは2015年に嵐が宮城でコンサートをしたときに作られたもの。
顔が坊ちゃんですが、頭のあたりに嵐の文字をイメージさせるデザインがされていますね。
地元民にも、坊ちゃん石鹸が愛されて長い間使われているそうなので、こういうコラボは面白いかもしれません。
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