小学生から地元の軟式野球チームに入団しましたが、思った以上に親の出番が多くて驚きました。
子供自身は楽しんでやっているようですが、今までこういったチームでの経験がなかったため、通常の習い事とのギャップを感じますね。ですが、ある程度の負担がありながらも、子供の練習に付き合ったり、当番をがんばったりして乗り越えてきました。
これから、子供が何かスポーツを始めたいと思っている人に、負担のある部分を乗り越えた方法を紹介します。
近隣地元チームの中では結構負担が少ないほうだったという事実
当番というのは、試合のときに審判にお茶を出したりするものです。
チームによっては、スタッフの補助やスコアラーなどもあります。
近所の少年野球チームに入ったときに、同じチームのママさん(クラスが同じ)から教えてもらったのが、所属チームは「当番がまだ少ないほう」という話でした。
毎回何かしら親の出番は所属チームでは当時ありませでした。あるといっても年に数回ある公式試合のお茶当番くらい。
ここでいうお茶当番というのは、試合中に審判に給水のためのお茶を出す係です。
限られた当番の内容しかありませんでしたが、個別にフォローする人もいてくれるので、子供達に差し入れする人も。
こういった当番の内容は年代とともに変わることもあったようです。以前は結構しっかりしたチーム運営というか、子供のフォローも当たり前だったときもあったようです。
それが少しずつ変わったりしたのか、子供がチームに入ったときは負担が少ないようでした。
スタッフが変わることでチーム運営も変わる
入団してしばらくの間は年間数試合ある公式戦だけの当番でした。しかしスタッフが変わることによって当番の内容も少しづつ変わりました。
他のチームでは当たり前にやっているところもあるのですが、練習試合の当番も含まれるように。
こればかりは致し方ないことかもしれません。本来他のチームで当たり前だったことですし、自チームの当番がいないと、相手チームにも迷惑をかけることになります。そのため、練習試合の当番も毎回やることになりました。
これにより、今までの当番のサイクルがゆっくりだったのが、どんどん回ってくることになります。
以前は、練習試合もそれほど多くはなかったのが、スタッフが変わったことで、練習試合も頻繁に入ってくるため、気が付くとすぐに当番が来るようになっていました。
また、真夏は気温も高く熱中症にもなりやすいということで、夏の練習中にも当番が配置されました。
夏の練習当番の目的は、子供の水分補給が途絶えないようにするためです。
また、練習中、暑さにより子供の体調が悪くなることもあります。子供の介助や保護者への連絡のためにも当番が必要でした。
当番は面倒だけれど、子供の様子とその日の出来事を話せるのがメリット
試合は土日に組まれるため、平日は仕事や家事に追われているのに休日くらい休みたいのが、本音ですよね。
実際、私も当番に行くのは面倒だと思っていました。ですが、練習を毎回見るわけでもない状態だったので、試合=当番となれば、子供の様子も間近で見ることができます。
また自分のチームと対戦相手がどういう試合をしているか、試合の内容はどうだったか、子供たちはどういうポジションなのか、といったことも直接見ることができます。勝てばうれしいですし、負けたらまたがんばってほしいとなります。
練習中の当番も考え方は同じです。子供の練習でどういったメニューをやっているのか、以前よりも上達したのか、楽しんで練習しているかなど離れていたら見れないことを見れるんですよね。
当番は確かに面倒です。
でも、その部分ばかりに目が行くと、どうしてもデメリットしか考えつかないので、当番は子供の姿と成長を見れる場として、活用してしまいましょう。
実際、私も真夏の暑いグランドで1日中当番をしたことがありました。自分の子供以外の子の様子、監督やコーチの練習メニューなど見ていて、全体的にみんな楽しんでいるのを間近で見ていて、チームとして充実しているなと感じました。
当番が必要なのは主なスタッフはボランティアのお父さんだから
これはどのチームでもそうですが、地元チームスタッフは選手のお父さんのパターンが多いです。
基本皆さんボランティアでやってくださっています。練習が土日のことが多く、だいたいのお父さんもスタッフとして土日に出ることになります。恐らくスタッフのご家庭はの負担はものすごく大きいのではないのかと思います。
そういうところからも、所属チームのサポートを保護者がやる必要性があるのだと思います。
時々「当番はありません。スタッフがすべて対応します」といったチームもありますが、どちらかといえばスポーツ塾にこういうタイプが多いです。
当番がないと聞くと、とても楽に思えますが、その代わりに高額というのがネックです。
下の子も連れていくときには、ばっちり準備を
兄弟がいる場合には、下の子もグランドに連れて行くことになるので、飽きない工夫が必要ですよね。
とはいえ、試合中のグランドに何かしら迷惑がかかるとよくないので、シャボン玉とかは持たせられません。
それでも、子供の人数が集まると勝手に追いかけっこなどしていたので、それだけでも十分でした。
遊ぶ道具は持たせられませんが、子供が何人か入れば自分たちで遊び始めるので、体を動かすいい機会だと思います。
疲れたら時々休めるように、またおやつタイムにもあると便利なのでレジャーシートは必須です。
リンクしているものは、とてもかわいい柄で丈夫そうなタイプです。もちろんこんなレジャーシートでもいいのですが、他にも荷物を運ぶことを考えると、少し重たいかもしれません。
また、グランドは風が吹くと砂嵐が舞うので汚れやすいです。
そのため、我が家で頻繁に使っていたのが、下のようなタイプです。
グランドで使うのであれば、断然ビニールタイプがいいです。というのも、雨が降った後は、結構土が湿っていてレジャーシートそのものが汚れやすいんですね。
帰った後で水洗いして干せるので、片付けを楽にするのであれば、ビニールタイプのほうがいいです。
真夏になると炎天下での試合になるので、まだ小さい下の子を数時間突き合わせてしまうので、体力面で心配なところもあります。
そのため、真夏は大きな水筒を持って、とにかく絶やさないようにしていました。
なるべくであれば、ファミリーユースサイズの水筒のほうが、たくさん飲めるのと量もあるためになくなる心配も減ります。
おかげで真夏はファミリーユースサイズの水筒が大活躍していました。
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水分補給が十分でも、さすがに暑さが続くとなると、顔が真っ赤になります。あまり体温が上がっても大変なので、濡れたタオルを首に巻いたりしていました。
クールタオルがあると、水で濡らして首に巻くだけで涼しくなるので、子供たちも喜んで使っていました。
それから、あったらいいなというのが霧吹きです。
クールタオルで冷やしているだけでもいいのですけれど、体全体で涼を取るのに霧吹きを頭からかけてしまうというのも熱中症を防ぐのに役に立ちます。
よくディズニーランドのお土産で扇風機付きの霧吹きがありますが、わざわざかわいいのを用意する必要ありません。我が家も上に紹介したような、よくある霧吹きを使っていました。
また冬に試合が入ると、今度は寒さの問題があります。長時間寒空の下、特に曇りの日などは防寒対策も必要です。
まとめ
野球そのものを楽しんでやることは、子供にとってはいい経験だと思います。
そして、それを支えているスタッフ(主にお父さん方)はボランティアですので、本当にありがたいです。
実際にはそれに伴い親も兄弟も負担を負うので、本音を言ってしまえばできればないほうがいいなと思っています。
もちろん負担が少ないほうがありがたいのですが、こればかりは塾と違って親のフォローなしでは成り立たない部分もたくさんあります。
子供がチームにいる間は、子供のフォローをする必要があるので、せっかくであれば、グランドにいる間になるべく楽になるほうがいいですよね。
嫌々当番をやるよりも、ちょっとの準備で気を楽にして、子供のがんばっている姿を見て自分も楽しんで充実したいですね。
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