我が家には年末になると、親戚から大量のりんごが送られてきます。
送られてきたりんごをどうやって消費するのかが、毎年悩ましい問題。
あれこれ手を尽くしてみた方法を紹介します。
写真のりんごはほんの一部です。
この写真だけで20個なので、さらにこれよりも我が家に送られてきます。
りんごジュースを作ってみる
絞ったりんごジュースっておいしいんですよね。
特にサービスエリアなどで売られているような、地域特産の瓶詰になったりんごジュースなどは。
そういうイメージがあるので、これだけりんごがあれば作れるのではと思ってチャレンジ。
作り方
- 皮をむいて薄くカットする。
- ミキサーにかける
- どろどろになったりんごを布で濾して絞る
ミキサーにかけるまでは順調でしたが、絞るのに時間がかかりました。
また、色が変わってしまうのを防ぐには、塩かレモン汁が必要です。
味をあまり変えたくなければ、レモン汁なんですが、すでに面倒になり挫折しました。
ネックは、絞るところでしょうか。
100%りんごのジュースを作りたかったのですが、水や砂糖を加えるほうが楽には作れそうです。
また、りんごをミキサーいっぱいに入れても、絞れる量がコップ半分くらいなので、たくさん飲むには、もっと作業が必要です。
消費したりんご・・・2個/1杯
アップルパイを作る
りんごの大量消費で検索すると、アップルパイのレシピも多数出てきます。
作り方も簡単でフィリングを作り、パイ生地で焼くだけ。
フィリングの作り方
- りんごは皮をむいてくし形にきる
- りんご、砂糖を鍋に入れ火にかける
- りんごが煮詰まったら、レモン汁を入れる
アップルパイの作り方
- 冷凍のパイシートを常温に戻し、適当な大きさに伸ばす
- 伸ばしたパイシートの上にフィリングを乗せる
- フィリングの上にパイシートを重ねて、下のパイシートと密着させる
- オーブンで焼く
消費したりんご・・・2個/1人分用のパイ6個あたり
フィリングを作ればある程度消費できると思ったのですが、パイとして焼くには限界がありました。
またアップルパイとして作った場合、保存しづらいのでなるべく早めに食べる必要があります。
子供もすぐに飽きてしまうのか、翌日もまた食べてくれるというのもなく、何度も多用できませんでした。
りんごシャーベットにしてみる
学校の給食で夏に時々出ていたりんごシャーベット。
これなら食べてくれるかも?と思って作ってみました。
作り方
- りんごは8等分くらいに切り、芯を取る
- 水、砂糖、レモン汁を鍋に入れ火にかける
- りんごを入れて煮詰める
- 粗熱を取り、ラップに包んで冷凍庫へ入れる
アップルパイを作るよりは簡単です。
煮詰めたりんごを冷凍庫に入れるだけですので。
消費したりんご・・・5個/カット40個分
りんごシャーベットはアップルパイに比べると食べやすかったようです。
冷凍庫に余裕があれば、作れるだけ作ってそのまま保存できます。
しかし、落とし穴がありました。
アップルパイよりは好評でしたが、時期的に寒いので、夏に比べると進みません。
たくさん食べるものでもないので、一人一切れが限界でした。
そして3日もすると飽きます。
消費できたのはりんごの数だけです。しばらくして食べなくなってしまい、冷凍庫に眠ったままのシャーベットがごろごろしている状態でした。
りんご酒
以前家で梅酒を作ったことがあり、梅をやたら使ったイメージがあったので、同様のことができると思って試しました。
使ったのは4Lビンですが、梅酒同様にりんごの量は1キロくらい使用します。
作り方
- りんごを洗ってよく拭く
- 8等分程度に切って芯を取る
- りんごと氷砂糖を層になるように重ねていく
- ホワイトリカーを入れる
消費したりんご・・・3個/4リットル瓶1本あたり
実はもっとたくさん消費できると思ったのですが、3個が限界でした。
梅酒と同じで梅1キロと同じ量を使おうとしても、りんご1個がだいたい300gくらいあるので。
作らなかったりんごレシピ
大量消費だと、りんごのコンポート、焼きりんご、りんごケーキ、りんごジャムなどもレシピにはありました。
ですが、これらのレシピは作りませんでした。
理由は、家族の誰もが好んで食べそうになかったからです。
実際に作ったレシピですら、最初のうちだけで続きませんでしたし。
また、丸ごとのままのりんごを単品料理したコンポートや焼きりんごは子供の味覚には合いにくいようでした。
作って食べたら、消費はできたのでしょうけれど。
どうやっても消費できない大量のりんごで思いつた方法はりんご風呂
楽に簡単にりんごを消費したいのですが、大量すぎて消費できません。
毎年のことなので、りんごジュースは作る気が失せている状態です。
アップルパイも1個食べたらおしまい。
シャーベットも夏ならよかったですが、冬はそれほど食べません。
毎日1個ずつ消費するために皮をむいて切ったとしても、おそらく数日で飽きるのも想像がつきます。
それから、まとまった個数をもらって保管していても鮮度が落ちていきます。味も日にちが経てば落ちていきますから、食べたいと思わなくなるでしょう。
こんな感じで毎年悩んでいたところ、無理やり使うのに思いついたのが「りんご風呂」です。
確かどこかの温泉地でも、やっていたようなのを思い出しました。
りんご風呂は大量りんごの消費の救世主となるか
いただきもののりんごを食べずに使うっていうのは、どうなんだろうという悩みはあります。
もともと食用として栽培されたものを送ってきているので。
しかし、何もせずに破棄するよりはマシ。
食べないの勿体ないのでは?送ってもらっているのに。
という自問を繰り返していました。
ですが、食べるには若干時間のたったりんごになると、そこは躊躇できません。
試しにお風呂に入れてみました。
消費したりんご・・・7個/お風呂1回あたり
とりあえず、皮もむかずに湯舟にりんごを浮かべただけです。
気持ち多めにりんごを入れてみた写真。
イメージは温泉地のりんご風呂のようになりました。
りんご風呂にはストレス解消効果や疲労回復、不眠や頭痛の緩和などの効能があるのですが、あまり効能を感じなかったような。
今まで皮もむかずに丸ごと入れただけだったのですが、ためしに少しだけ切ったものを入れてみました。
効果らしい効果といえば、肌がしっとりしていたと思います。
お風呂から出た後で、なんとなくしっとりしているかな?という感じだったので、もう少し切ったりんごを増やしてみたら効果がはっきりわかるかもしれません。
また、りんご風呂を調べていたらすてきな記事を見つけました。
りんご農家の方が実際にりんご風呂をやっています。
収穫したあとで残ってしまったりんごを使う方法としてやったようですが、多分相当に大量なのでしょうね。
まとめ
とにかく大量消費したいと思っても、料理などのレシピの場合には限界がありました。
がんばっても平均3つくらいまで。
そして食べ飽きるというパターンです。
食べるためのレシピをやろうとしても、元が同じ材料のため、アップルパイ、ジュース、シャーベットとどうやっても飽きてきます。
大量のりんごを楽に消費できる魔法の解決方法を模索する日が続きそうです。
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