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巻いて切って結ぶだけ アクリル毛糸ではたきができちゃう

暮らし
MabelAmber / Pixabay
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編み物をしていると、どうしても編みつかれることが。

そのため、小物を作るときにも、もっと時間短縮できないかと思うことがしばしばあります。

特に生活用品ですぐほしいとか、あまり時間かけたくないとか。

編んで作ったものもいいのですが、なんとかして編まないで作れないかと考えることも。

今回は、編まないで作るはたきの作り方を紹介します。

アクリル毛糸ではたきを作る材料

はたきの材料はどこのアクリル毛糸でも構いません。最近は抗菌防臭タイプのものが増えているので、小物用や掃除用に売られているものが便利です。

 

100均も充実しているので、同じようなタイプの抗菌アクリル毛糸が購入できます。

今回使ったのはダイソーのアクリル毛糸。
東レの素材使用です。

なんといっても書いてあることがすごい。

東レ・セベリス®(抗菌防臭素材)は、不快なニオイの原因となる黄色ブドウ球菌などの増殖を抑え、悪臭の発生を防ぎます。

 

菌を抑えて悪臭の発生を防ぐって、もう水回りに使うこと前提で考えられていますね。

手触りも、これでもかというくらい雑です。

雑というと悪い感じに思えますが、掃除用に使うのであれば、滑らかな手触りではだめで、むしろ引っかかりがはっきりするという意味です。

普通、ウェアや身につける小物の場合は、糸が肌に引っかかる感触は好ましくないのですが、掃除用は別。

むしろ汚れを掻き出したり絡めとったりしてほしいので、これくら手にひっかかりがあるほうがいいです。

製作に準備するものですが、アクリル毛糸以外は、厚紙(段ボール)とはたきの軸になるものを用意してください。

今回は割りばしを使いました。

アクリル毛糸はたきの作り方

出来上がりは小さなモップという感じです。

割りばしにそのまま取り付けてもいいのですが、仕上がり感を統一するために、同じ色の毛糸を巻き付けていきます。

巻き始めた糸の切れ端ですが、これは始末するのが大変なので、最初に割りばしの間に入れ込んでしまい、糸始末しないですむようにします。

ある程度巻いたら、はたきになる糸の土台としてボリュームを出すのに、少し厚めに巻き付けていきます。

こちらも糸を切ったときにセロテープや輪ゴムで止めてもいいのですが、後から取れてしまうかもしれないので、糸始末をします。


これで軸が完成します。

次にはたきの本体部分です。

厚紙の1辺ですが、12センチほど。
出来上がりのサイズに関わるので、あまり小さいものはだめです。

もう少し毛足を長くしたい場合には、15センチくらいまであるといいですね。

厚紙にアクリル毛糸を巻きます。
巻く回数ではたきのボリュームが変わります。

今回は130回巻きました。

すき間にも入れたいという場合には、糸を巻く回数を減らしてボリュームの調整をしてください。

次に、巻いた毛糸の片端をハサミで全部切ります。

切った糸はバラバラにならないように気を付けてください。

はたきの毛の素になる部分の上に、先に作った割りばしの軸を乗せます。

乗せるところははたき部分がある程度取れる長さのところまでにしてください。
あまり持ち手になる部分に近づけすぎると、はたきとして使える部分が短くなります。

割りばしを乗せる場所が決まったら、同色の糸でしっかりと縛ります。

縛ったら、はたきの形に整えていきます。

片側にはたきの糸が最初は寄ってしまっているので、偏りがなくなるようにまんべんなく周りを囲うように動かしてあげてください。

全体の形がはたきのようになったら、根元の部分を絞ります。

これでアクリル毛糸はたきが完成です。

まとめ

はたきではなくハンディワイパーのような形のものを編むとそれなりの時間がかかってしまうのですが、はたきとして編まずに作ると制作時間は20分ほど。

日用品なのですぐほしいという場合には、編むよりもまとめるだけですむ方法が便利です。

 

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